2013年7月26日金曜日

子供に本を読み聞かせるときは脇道にそれ無駄口を誘発させるとよいらしい

これ、すごいな。大人になってしまうと通常この発想にならない。
うちの奥さんの、子供への読み聞かせ方がすごい
スクールカウンセラーだった奥さんが、自分の子供に本を読み聞かせているときに、
・静かに聴かせようとしない。むしろ子供の無駄口を誘発する。
・聞いている途中で子供が何か思いついたら、一度ぴったり中断して全部喋らせる。本中の単語を聞いて「○○みたいだねー?」と息子さんが口を挟んだら、「え、○○ってなに?」というように。
・話の途中で、ちょこちょこわき道に逸れる。すぐ本線に戻るのかと思いきや、ぐんぐんそこから発展する。
・この「○○さん」って誰のことだろうねー?とか、この○○って何だろうねー?とか、ちょくちょく自分からわき道に逸れ、本の中の言葉について子供に振る。それについて子供が答えると、そこからまた話を膨らませる。
・最後に、「今のお話、どんな場所だったー?」という様な感じで、お話全体を振り返る。
ということをしているらしい。

おとなになると、本なんて全部読み切るのが当たり前だと思ってしまうが、むしろこれ、本を会話の
糸口にしか考えてないってことだよな。この発想はなかった。