2013年7月23日火曜日

「事情気の毒」という鉄道用語が面白い

へー、そんなのがあるのか。ネーミングが面白いな。
電車の上りが混むのであえて下りに乗り、すいてる駅から乗って席を確保
鉄道法には「事情気の毒」って用語がちゃんとあって、
駅員が仕方ないと認めた場合は払わなくてもいいって規則がちゃんとある
つまり寝過ごした場合はタダで戻っていいことがほとんど
これ、鉄道法って書いてあるけど、調べた限りでは鉄道事業法や旅客営業規則にある用語ではなく、
社内用語なんじゃないかなと思われる。
鉄道事業法(関連記載は一切なし)
JR東日本 旅客営業規則「■第2編 旅客営業 -第7章 乗車変更等の取扱い -第3節 旅客の特殊取扱 -第6款 誤乗及び誤購入」
上記、JR東日本の旅客営業規則に該当の決まりはあるのだが、「事情気の毒」という用語は
使われていない。なので社内用語なのではないかと。

質問サイトの「事情気の毒」関連の主な回答はこのへん。
逆走したらどうなるのか?
無賃送還は鉄道会社が誤った案内をしたとか、事情が気の毒な場合に適用されます。
事情気の毒っていうのは上りにも下りにも発車できるホームで反対方向の電車に乗っちゃったとかです。
改札口での物の受け渡しは不可か?
寝過ごしや誤乗などの理由で目的の駅を通り過ぎた場合は、「事情気の毒」として、原則として運賃の再収受はおこないません。しかし、ついでであっても、乗り過ごした先で乗客の用事を済ませたとすれば、これを乗客が利益を得たことと見なし、つまり「事情気の毒」とはならず、降車の際に実際に乗車した区間の運賃を請求します(できます)。