2013年8月26日月曜日

「プロレスがヤラセかヤラセじゃないか?のアホらしさ」が良記事

プロレスがヤラセかヤラセじゃないか?のアホらしさ
あー、なるほどね。プロレスがヤラセかヤラセじゃないかについてこの記事、門外漢にもわかるよう、
かなりわかりやすく書いている。

プロレスに筋書きがあるのかないのかについては言及されていないのだけど(アメリカのWWEは
明確にあるのは私も知っている)、そもそも論点はそこではないのだと強調している。

パンクラスだのK-1だの「格闘技」が目指しているのは最強であり、勝利だ。
だが、プロレスは客を盛り上げ、感動させる「エンターテイメント」を本気で作るのが目的だというのが
一番重要な点。

最強を目指すような格闘技だと何が起きてしまうかというと、高い金払ってお客さんは試合を見に
来ているのに、数秒で決着がついて楽しめないまま帰ることになったりするわけだ。
この元記事の人はグレイシー柔術の試合を例に出して、たしかに彼らは強いんだけど、
豪快なノックアウトも華麗な技もなく、タックルとグラウンドでの地味なポジションの攻防という
しょっぱい試合を見て楽しいかと問いている。

なるほどね!この説明でなんでプロレスラーが隙だらけなのかよくわかった。
なんちゃらバスターを避ける事もプロレスラーの彼らはやろうと思えばできるんだろうけど、
あえてやってないんだ。だって、それ避けてK-1の武蔵みたいに防御に徹した試合とかやったら
つまんないじゃん。

だから相手の技を受けた上で立ち上がるような構図を選択しているんだ。お互いに。

結論として、シナリオがあるかどうかは不明(あるのかもしれない)だけど、彼らが身体を鍛えている
のは本当で、ただし、勝つためではなく、技を掛けたり受け止めたりをして、客に生き様を見せるという
エンターテイメントを目的にしているのが「勝ち」を至上命題にしている格闘技とは違うところなんだと思う。