2013年8月2日金曜日

なぜ国内メーカーはまともなスマホが作れないのか

http://matome-tarou.ldblog.jp/archives/30193601.html
これ読んでて1の「いつまでもハードスペック頼みの端末」というコメントになるほどと思った。
日本の携帯端末製造メーカーってハード製造は得意だけど、ソフト開発が苦手なのかもね。
だから現在の主戦場であるスマホでは太刀打ちができないのかも。

私が知っている消費者目線での携帯電話の歴史をざっくり振り返ると

カラー液晶端末が登場(たしかNEC、当時Nシリーズは高いけど誰もが欲しがるブランドだった)

液晶が大画面、折りたたみになる

着メロの和音が3音やら32音やら音が増えだす

カメラ付き携帯が出始める

テレビ付き携帯が出始める

100万画素カメラ携帯が出始める。ハイスペック機種は100万画素カメラかテレビ付きかに分かれる

シャープが100万画素カメラとテレビ両方を搭載した機種を出す(シャープの技術は世界一ィィィ!)

おサイフケータイが出始める

とかこんなかんじだったと思う。途中ゲームの大容量化などもあったけど割愛。
ところが、iPhoneって出た当初、そして今も、別に対してハードのスペックが高いわけではない。
iPhoneが圧倒的にいいのはユーザーインターフェースの部分だ。
十字ボタンでポチポチスクロールさせていたウェブブランディングを2本の指で自由自在に行う
革命的なインターフェースは、その他ハードの欠点を受け入れてでも乗り換えるのに十分な理由になった。

となると、この辺のユーザーインターフェースの部分はもはやハードの領域ではなく、ソフトの領域
になる。iPhoneとAndroidの差って、やっぱり操作している時のもっさり感があるかないかが大きい
と思うし。あとボタンが1つしかないか、3つもあってわかりにくいかとか。

そうなると、既存の強みがうまく生かせない領域での勝負になる。日本メーカーの優秀な技術者は
ハード技術者なわけだから。その辺が日本の携帯メーカー凋落の原因なのかなと思った。