2014年11月23日日曜日

マンボーの給料はなぜ高いのか?

ネットカフェのマンボーのレシート見てたら、ふと月給30万で正社員募集の張り紙がしてあったことを
思い出し、ふと「マンボーの給料はなぜ高いのか?」で試しに検索してみたらろくな結果にたどり
着かなかったのでここに答えを書いておこうかと。人材業界では常識の話なんだけどなぜヒットしないんだ。

今適当に検索した限りだとこの手のヤフー知恵袋のページがヒットすると思うんだけど、
ヤフー知恵袋「漫画喫茶マンボー正社員募集について 『月給30万』」
いやいやいや、仕事がきついとかそういうのよりもっと重要な理由があるから。

結論をやんわり書いとくと、マンボーは普通の求人サイトで人材募集ができないある理由があるのよ。
試しに求人大手のanとfromAで求人状況を見てみればいい。
fromA「マンボー」で検索
an「マンボー」で検索

一件も引っ掛からないでしょ?コンプライアンス(法令遵守)上の理由で大手求人サイトはマンボーの
求人広告を出すことはできないのよ。

ということで朝日新聞の過去の記事ね。
風俗禁止地区で営業の疑い テレクラ経営者ら逮捕
ということでマンボー創業者の森下景一氏は新宿歌舞伎町のドンなのよ。

この辺の事情、一番詳しく書いているのは東洋経済の記事かな。最重要箇所を抜粋する。
安息の地か、魔窟か ネットカフェの危うい最新事情
 マンボーの大株主とみられる森下景一氏は、海千山千の強者がそろう歌舞伎町でも一目置かれる存在だ。質問状に対し、マンボーは「森下氏とは関係がない」と回答する。法人登記簿によれば、森下氏は04年3月まで代表取締役を務めていた。その後、05年1月までは森下氏の親族とみられる女性が代表だった。 現在56歳の森下氏はグループの新宿ソフトを通じて、テレホンクラブ「リンリンハウス」やビデオボックス「金太郎」「花太郎」なども経営、「風俗王」とも呼ばれる。昨年3月24日には、もぐりのファッションヘルスの経営に関与していたとして、懲役6月の実刑判決が東京地裁で下されている。

 ホストクラブ勤務などを経て独立した森下氏の転機は1980年代後半。「リンリンハウス」を立ち上げ、当時流行の兆しがあったテレホンクラブ市場に参入した。他店の半額以下の低料金という価格破壊で市場を席巻。瞬く間に、全国チェーンに発展させた手腕の持ち主だ。

 森下氏はリンリンハウスの手法を、漫画喫茶でも応用した。97年に立ち上げたマンボーでは、深夜パック(5時間)で約1200円などの低料金を打ち出す。この低価格を武器に、関東を中心にチェーン店を張り巡らせた。06年6月期の売上高は、前期に比べ7割近い伸びで68億円を突破した(調査会社調べ)。

情報の確度に関しては各自取捨選択をしてもらうとして、下記の記事も参考になるかもね。
3月24日 東京地裁にて風適法違反容疑の森下景一(54)に対し判決公判
http://manboomanboo.tripod.com/

ということでなんでマンボーの給料が初任給30万と高いかわかった?行くなら理由わかった上で行ってね。