2015年9月7日月曜日

絵画商法エウリアンの版画って作家の取り分5%しかないのかよ・・

アールビバンから版画を出すか否かについてファンからの質問を募る岸田メル先生


かなり前に上がったらしいこの記事に今頃気づいたのだけど、アールビバンの版画で作家の取り分
って5%しかないんだ!びっくりだよ。ちなみに上記の記事の中では安いもので10万くらいと書いて
あるけれども、ツイッターでtonyさんの絵を購入した方によると9700円の36回払いとか書いていたから、
利息含めない値段で30万くらいが相場なんじゃないかねぇ。

つまり、30万の絵が売れても、作家には15000円くらいしか手に入らないということになるね。
そっか、萌え絵の版画に名を連ねている絵師とか、金に目が眩んで魂を売った守銭奴めとか
思っていたが、そもそも作家は別に儲けてすらいないんだな。かなり意外だった。

あと、元記事での岸田メル先生とファン達とのやり取りで、絵画商法に手を貸すのはイメージ悪い
からやめてほしいという意見がかなりあったけど、岸田メル先生の言うとおり、秋葉の駅前で勧誘
しているのはたしかにアールビバンじゃなくて、アールブリアンの方だと思うが、アールビバンの方も
問題はあるんだよね。

一番大きいのは多重ローンによる自己破産の問題よ。結局営業からしたら、一度売ったお客に
さらにもう一枚買ってもらうほうが、新規のお客さんに売るよりも楽なのよ。で、実際に何枚も買って、
借金が数百万になって自己破産をしたという人はかなりいる。

結局2年前のこの岸田メル先生とファンのやりとりを経て、今は下記のアールビバンのサイトに
名を連ねていないことを踏まえると、取引はしないという決断に至ったということだろうね。
主な作家一覧 | アールジュネス(ARTJEUNESS)

まぁそれがいいと思うよ。相当イメージ悪いもの。もちろん直に会社の人とやり取りをしている人と、
ファンとでは実態の見え方やその深さが異なるだろうけど、少なくないレベルでの不快感を感じる
人はかなりいるだろうからね。