2015年10月5日月曜日

スマートフォンアプリ開発はもう個人開発じゃ儲からないらしい

「夢だったゲームアプリ開発。700万円かけて売上14万円でゾンビ化」京都のアプリ開発者「room6」が語るアプリビジネスと嫁の厳しさ。
「とっとこダンジョン」は、今年1月にリリースして、ダウンロード数でいうと、2万ダウンロードくらい(iOS12,500、Android7,500)ですね。ほんと、泣かず飛ばずで。
開発については、3人で8ヶ月ほどかけてつくりました。開発コストは700万円くらいはかかっています。
売上はですね、(累計で)14万円ほどです。課金が5万円で、広告収入が9万円くらい。つまり、686万円の赤字です、投資回収率でいうと2%。ひどいですよね。
個人に近いような零細企業がアプリ開発をした結果、700万かけて作って累計売上14万の大赤字に
なったという事例。

これアプリ、やってはいないけど、元記事を見た感じだと、黎明期なら楽しんで遊んだんじゃないかな
というクオリティっぽいんだよね。でも今となっちゃ、AppBankやら4gamerなどに取り上げられても
数百しかダウンロードされないんでしょ。

つまりもう個人で儲けられる時代ではなくなったってことなんじゃないか?
もちろん超秀逸な企画とかが出せれば別なんだろうけど、個人や零細企業制作のそれなりの
アプリじゃこうなるのが関の山ってことでしょ。

身長と体重からBMIを計算するアプリを作れば金持ちになったり、天才ともてはやされるような
時代はとっくに終わって、もう企業として数十人の開発体制組んでクオリティ上げていかないと
勝てない時代になっているってことだろうねぇ。

それはYouTuberも同じで、この記事とか読むとよくわかる。
底辺YouTuberってどんな人?なんでやってるのか聞いてみた
底辺YouTuberのあまはるって人が、再生数全然いかないから元祖YouTuberのMEGWINって人に
動画見てもらったら、企画は既視感バリバリであるものの、撮影機材もいいの使っているし、
編集技術も普通に高いと。で、MEGWIN氏が出した結論としてこのコメントよ。
あのね、YouTuberってもうダメだわ!
だってさ、あまはるくんの編集技術は普通に上手いし、映像も綺麗だし特に何も言うこと無いのよ!まあ企画はどっかで見たことあるやつばっかりだけど!
そうそう。それだけちゃんとやってる、あまはる君の再生回数が伸びないって事は、結局ライバルが増えすぎたのよ。これだけ色んな人が参入してきちゃうと、これから生き残るの大変だわ
つまりユーチューバーもアプリ開発も成熟期に入ってしまっていて、既に地位を確立している
先行者や、資本を投下できる大企業とかじゃないと勝つことが難しいタイミングになってしまった
ということなんだと思う。