これはいい記事。長いけど面白い。
彼は東大の法学部でも経済学部でも余裕で入れるほど頭が良くて、新卒でエリート
コースの長銀に入ったくらいだから、相当というかめちゃくちゃ優秀なのだけど、
昔から勝てる場所でしか勝負をしないという信念を持っていたようだ。
学校始まって以来の天才と言われた先輩が東大経済学部へ
↓
自分は彼に勝てないから法学部へ
数学が好きだから数学の教師がやりたかった。そこで数学で勝てるのか考え、東進の
人気講師の授業をすべて見て回った
↓
自分が勝てると判断したのが現代文なので、現代文の講師に転向
のような感じ。
この人、根っからのギャンブラーみたい。ギャンブルが好きで、競馬とか投資をやったり
して、一時期借金を1800万作ったりとすごい生活をしてきたようだ。
色々書いていた中で特に心に残ったのは以下の部分。
あと大切なのは、失敗体験ですね。たくさん失敗したら、自分の負けパターンが
わかってくる。そしたら、そうならないように先手が打てるようにもなります。
うまくいった人と行かなかった人の差? それは運ですね。人生は博打ですから。
ハイリスクハイリターン。一か八かの勝負です。ただし、その勝率を上げることは
できます。それは、「勝てる場所で誰よりも努力すること」なんです。
じゃあ、やるべきこと、つまり勝てる場所を見つけるのは、どうしたらいいか。
簡単です。とりあえず、まずいろいろと、少しでもいいから手を出してみたらいいんです。
どっかに必ず、「あれ?こいつよりオレのほうがうまくいくな」というものがあるはずです。
常に自分を客観的に見て自分を分析していたら、すぐにピンとくるはずですから。
周りを見て、勝負するのはきついなと思うレースには出場しない。頑張っているのに
うまくいかない人の大半は、出るレースを間違えているんです。今、うまくいかないと
感じている人に言いたい。あなたは、勝てない勝負に挑んで、負けて苦しんでいるのでは
ありませんか、って。うまくいかないのは、当然のことが起きているだけなんですよ。
みんな、できることを増やそうとするけど、それが間違いなんです。できることは、
1つでいい。後はみんなできなくていい。僕の周りで成功している人は、みんなそうですよ。
できることじゃなくて、できないことを増やしていくことが大切なんです。
・色々やって失敗して自分の負けパターンを把握する
・いろいろなことに少しづつ手を出して人よりうまくいったものを頑張る
・できることを増やすのではなく、できない(と認識できる)ことを増やす
というところかな。とりあえず、私がやるべきネクストアクションとしては、いろいろやって
得意なものと不得意なものの振り分けをすることか。ざっくりはわかってきているが、
まだ一番になれる可能性のある分野がどこなのかはよくわかってない。