2013年6月9日日曜日

無印良品のふかひれスープの販売中止を求めるキャンペーンに対する対応が秀逸

これ、ネット上のネガティブキャンペーンへの対応として素晴らしいなと思った。
無印良品「ごはんにかける ふかひれスープ」の 販売中止を求めるご意見について

そもそもそんなキャンペーンがあるなんて知らなかった。これかな?
無印良品:フカヒレスープの販売中止を求めます!

彼らの主張は2点。
・フカヒレスープの需要により殺害されるサメの数は何と年間約1億匹
・同社の利用するヨシキリザメは国際自然保護連合(IUCN)により準絶滅危惧種に指定

つまり絶滅危惧種のサメをフカヒレスープのために殺すんじゃねーよ、と言っている。
これに対して無印良品はしっかり根拠を示して反論をしているところがよい。
・この製品で使っているふかひれの原料ヨシキリザメは国内産70%、スペイン産30%
・国内産のものはマグロ漁のときの混獲魚として獲れたものを使用していてヒレ以外の部分も有効活用されている
・スペイン産のものもヒレ目的だけのために殺したサメは使っていない
・ヨシキリザメの絶滅危惧種に関する度合い(国際自然保護連合の保全状況の評価リスト)は低リスクの2段階目「準絶滅危惧種」に位置づけられていて、日本の法令でも漁獲規制はない

ということで、ネガキャンを展開する団体のそれぞれの主張に対して丁寧に反論をしている。
しかしこの団体、一体何なんだろう。この運動を多カ国語展開しているところを見ると世界的な
団体なのか?