これは素晴らしい記事。フィギュアの採点に関してはネットでも度々議論になるネタではあるが、
具体的にフィギュアの点数がどうやって構成されているのかをわかりやすく解説している。
かいつまんでメモしてみる。
・フィギュアスケートの点数はTESという技術点とPCSという技術構成点の合計で構成されている
・TESはプログラムの基礎点と出来栄え点のGOEの合計で構成されている
・主な選手の基礎点、TES、GOEの加点に関しては以下のとおり
選手名 | 基礎点 | TES | GOEの加点 |
ソトニコワ | 61.43 | 75.54 | +14.11 |
キム・ヨナ | 57.49 | 69.69 | +12.20 |
浅田真央 | 66.34 | 73.03 | +6.69 |
コストナー | 58.45 | 68.84 | +10.39 |
リプニツカヤ | 59.57 | 66.28 | +6.71 |
ソトニコワ 74.41
キムヨナ 74.50
浅田真央 69.68
コストナー 73.77
リプニツカヤ 70.06
・浅田真央選手は基礎点が最も高い(一番難しい)プログラムを行った
・浅田真央選手はGOEとPCSというジャッジの主観が入る部分での加点が少なかった
ということみたい。なるほどね、論点がよくわかった。これ、つまり基礎点の高いプログラムを
やるよりもGOEやPCSを稼ぐことに焦点を絞ったほうがよいということなのかね?
我々一般人にとってわかりやすいのはトリプルアクセルを跳んだなどの基礎点の部分だから、
それ以外のところでむしろ差が大きくついてしまうジャッジングの部分がわかりにくくて議論に
なってしまうということか。ふむふむ。
浅田真央選手が他のトップスケーターから好かれる理由もわかった。結果はどうあれ、
一番チャレンジングなプログラムをやっているということなのね。