2014年8月4日月曜日

人気職業「声優」 技量や人気でギャラ決まる実力世界

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0302Y_T00C14A7000000/
へー、これは良記事。声優のランク制に関しては度々話題に上がるけど、さすが日経の記事とあって、
かなり詳細に書かれている。

協同組合日本俳優連合(日俳連)に登録されて3年間はジュニアと呼ばれるランクで固定され、
ギャラも15000円と決まっているみたい。そして3年を過ぎるとキャリアや技量、人気に応じて
ランクもギャラも上がっていくという仕組みとのこと。

使う側としては予算を抑えたいので、ジュニアの中から演技の幅の広い子を優先して使う傾向に
あるみたいよ。なるほど、だから新しめの人がいろんな深夜アニメに出演したりする時期があるのね。
ここ最近だと雨宮天さんとか花江夏樹さんとか逢坂良太さんとか、いろんな深夜アニメに出まくって
いるけど、それが日経の記事で言う「スーパージュニア」と呼ばれる人たちなのかもね。

で、ジュニアランクを外れると演技の特にうまい人、声の特徴的な人などじゃないと使われにくく
なってくるみたい。たしかによく見るなって人が3年位経って消える例もよく見かける気がする。
京アニとか動画工房の作品とか、それまであまり見なかった名前の人を起用する例が多いように思う。

なんか、そうするとこの声優って職業、かなり過酷だな。
声優学校やら養成所から声優になれるの自体ごく一部なのに、デビュー出来てもそこからさらに
3年以内に確固たるポジションを築けないと、ポイされちゃうわけでしょ?
花澤香菜さんみたいないつでもどこでも引っ張りだこみたいな類まれな声質を兼ね備えた人なんて
限られているわけだし、演技でそこまで選ばれるだけの付加価値を出すとかかなり厳しい世界だな。