あったのでメモ。
村上さんのところ「文章の手本を見つけましょう」
小説を書いている読者からの質問で、情景描写を細かく書きすぎても読み手書き手ともにしんどいし、
書かな過ぎたら今度は読んでいる方がわからないし、一体どういうさじ加減にすればよいんだという質問に、
小説は情景描写と心理描写と会話の大きく3要素があって、その3つのブレンドの仕方のお手本を
見つけましょうと村上氏は回答している。
で、村上氏がお手本にしたものはスコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』とのこと。
その名前・・聞いたことはある・・というか、村上春樹氏の小説の中に出てきてその名前を
知ったんじゃないかなぁ、多分。
大作家をして「三要素のブレンドに関して言えば、これはもう完璧な小説」 と言わしめている本の
ようなので、ちょっと読んでみるか。
スコット フィッツジェラルド
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いや、待てよ。村上春樹氏が訳した日本語の文章だとそれは既に村上氏の文体になっているだろうから、
原著を読んだほうが良いのか?
F. Scott Fitzgerald
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