少人数学級政策の教育効果の不都合な真実
少人数学級だと成績は伸びるのかどうかという疑問を、学級の人数によってクラス分割がされる現象
(例えば35人学級なら36人生徒がいたら18人、18人の2クラスに分割されるということ)を利用して、
その前後で生徒の成績がどう変わったのかを検証することで考察をした記事なんだけど、
グラフがわかりにくすぎるだろ・・。横軸の在籍生徒数はわかる。問題は縦軸だ。得点変化の軸と、
学級規模の軸の2つがあって訳がわからない。
頑張って解釈して、実線の縦軸が得点変化、点線の縦軸が学級規模を表しているっぽいとは
理解したが、その場合、学級規模と得点変化の関係がぱっと見わかりにくくね?
なんでこんなグラフにしたの?グラフは基本2軸の比較だから、これでわかるのは在籍生徒数が
増えると得点は低くなるんだねってのはわかるけど、学級規模と得点変化の2つの関係を
縦軸、横軸にしたグラフがないから、最重要の「学級規模と得点変化にどういう関係があるのか?」
という結論がわからないんだよ。
「我々はこの結果を国の定数に関する委員会で示したが、少人数学級の効果を明快に謳う報告書は文部科学省の資料に何度も掲載される一方、我々の結果は事実上黙殺状態だ。」
ってこの人書いているけど、私だってこんな意味不明なグラフ提出されたらそりゃ黙殺するわ。
主張があるなら理解される努力をしろよ。