「『何が犯罪にあたるのか?』という犯罪の成立要件を詰めると難しい問題で、法律家の間でも見解が分かれると思いますが、私は少年の逮捕は不当だと思います」そうそう、この弁護士の人も詳しく解説しているので、詳細は元記事を読んで欲しいのだけど、
高島弁護士はこのように述べる。どうして、そういえるのだろうか。
「現行法上では、ドローンを飛ばすこと自体を規制する法律はなく、適法とされています。
もし仮に、『三社祭でドローンを落とす』という予告があったなら、威力業務妨害にあたりますが、単に『飛ばす』というだけなら、違法行為とはいえません。
つまり、少年は『適法行為をするぞ』と予告したのであり、それが『威力』にあたり犯罪を構成する、というのは問題があります」
このドローン少年の件を犯罪にしてしまうのはかなりまずいと思うんだよね。警察が取ってつけたような
理由で自由に逮捕できてしまうことになるわけだから、自分の身にも降りかかりうることを考えたら、
怖くないか?公権力の濫用という点で相当やばいと思う。
ただ、じゃあこのドローン少年ノエル君を野放しにしていいかというとそんなことはなくて、
じゃあどうすればよいのかっていう部分に関して、「厳しい『保護処分』にする必要がある」 ってのは、
妥当な提案だなと思った。