2015年6月10日水曜日

私がナルニア国物語を嫌いな理由「牛や豚はよくて、クジラや犬はダメで…基準がよくわからんw」

この動画観ていて思うところがあったのでなにか書こうかと。


我々は牛や豚など、生き物の肉を食べることで生きているわけで、もっと言えばベジタリアンだって
植物の命をもらうことで生きているわけだ。生き物を殺すことが悪だとするなら、悪に手を染めず
生きていける人間はいない。

で、牛や豚は食べてもよいとしているにも関わらず、犬を食べるのがダメだとか、くじらを食べるのが
ダメだとかその基準がよくわからない。くじらを食べるなとかってのは白人による価値観の押し付け
じゃないかとこの人は言っている。これはたしかにそう思う。私も意味がわからない。

これで思い出したのが、ナルニア国物語ってファンタジー小説も、そういう意味のわからないことを
書いていて、かなりイラッとしたのを覚えている。あの小説は、言葉を喋らない生き物を食べるのは
罪ではないが、言葉をしゃべる生き物を食べるのは罪、みたいなトンデモ理論で書かれている。

例えば、物言わぬ馬を食べるのは罪ではないが、物言う馬を食べたら罪という具合だ。
なんなんだろうね?これ。途中まで読んでしまった以上、結局7巻すべて読んだのだが、
ところどころそういう虫唾が走るような都合の良い価値観で書かれていて、かなり不快感を感じた。

ということで、生き物を殺して食べなければ生きていけないのは人間の性なのだから、それは仕方ないし、
牛や豚を食べている奴が、犬やくじらやモノ言う生き物を食べてはいけないなどと他者に道理はない
だろというのが私の考え。あー、ナルニア国物語のことを思い出したらまたムカムカしてきたわ・・。