個性的なタイトルが並ぶ、夏クールの深夜アニメの中でも、いま最も熱い注目を集めているのが『がっこうぐらし!』だ。キュートな絵柄にほのぼのとした“日常系”アニメなのかと思いきや、中身はなんと女子高生たちのウルトラダークなサバイバルホラー。衝撃の第1話からオンエアを重ねるたびに、ネットの口コミで評判を高めている『がっこうぐらし!』とはどのような作品なのか?いや、まどか☆マギカとがっこうぐらしでは傾向がぜんぜん違うよ。まずはデータを出そう。
グーグルトレンド「まどか☆マギカ」
グーグルトレンド「がっこうぐらし」
それぞれ放送開始月から2ヶ月分の検索数推移をグーグルトレンドで出してみたんだけど、
まどか☆マギカは尻上がり、がっこうぐらしは尻すぼみになっている。
まどか☆マギカはマミさんが首チョンパされて話題になった第3話が放送された2011年1月21日に
ドッと検索数が伸びて、その後も尻上がりにユーザーの関心が伸びていった結果になっているけど、
がっこうぐらしの方は、日常系アニメだと思って観た層を意外性でとりこにして検索が急上昇したけど、
その後はどんどんユーザーの関心が減ってしまっていることがわかる。
これ、追っている人からすれば理由はよくわかるはず。まどマギは、まぁ救いのないひどい展開では
あるものの、3話以降も面白いんだよ。ほむほむの秘密が明かされる10話とかね。
でもがっこうぐらしは・・・、ぶっちゃけ1話以外そんなに面白くないよね。話題のアニメということで
とりあえず追ってはいるけど、1話の出落ちインパクト以降は特に興味がそそられる展開もなく、
まぁ言ってみればエンタの神様とかで出てくる一発屋芸人みたいな感じ。前にちょっと書いたけど、
もはや、最初全く注目されていなかったオーバーロードに追いつかれそうな勢いなんだよ。
ってことで、まどマギとがっこうぐらしを一緒にするのはまどマギに失礼だよ。作品の格が全然違う。
もっと出落ちではない本当に面白い作品だったら、こんなこと言おうとは思わなかったんだけどね。