国立大学全86校が加盟する「国立大学協会」(会長=里見進・東北大学長)は、AO・推薦入試などの合格者を2018年度までに、現在の2倍にあたる入学定員の30%に引き上げることを盛り込んだ改革プランをまとめた。う~ん、これはゆとり教育並の改悪になるんじゃないかねぇ。AO入試の問題点に関しては、
前にまとめ記事(というかほぼ個人的な記事メモ)を書いたけど、
AO入試の問題点指摘記事まとめ
そもそも海外だと「キラキラした経歴」を作れる金持ちの子が有利になる制度であり、
日本でも小学4年生を偽るという卑劣な手段で政治主張サイトを作った慶応SFCの青木大和が、
AO義塾というAO入試対策に特化した塾を通じて、つながりのあるNPOでインターンをさせてキラキラ経歴を
作り、慶応に合格してしまう事例や、AO入試で早稲田の理工学部に合格し、STAP細胞などという
嘘を付くことで、結果的に一人の才能ある科学者を殺した小保方晴子など、質の低い人間が
レベルの高い大学に合格できてしまう抜け道的な問題も生じているわけだ。
定員の30%をこの手のAO入試で合格できるようになってしまったら、その大学のレベルがどうなるか
なんて目に見えているだろう。なんでこんなことをやろうとしているんだ?