日本マクドナルドホールディングスは、昨年夏以降に起こった鶏肉の賞味期限切れや異物混入騒動が影響し、既存店の客数が9月まで29カ月連続で前年同月を下回る。そんな中で、10月23日に平日限定の割安セット「昼マック」を廃止する。26日には新たに税込み200円のハンバーガーを3種類発売するなどメニューのバリエーションを増やす。このハンバーガーのセットは「おてごろマック」として、週末も含め朝10時半以降いつでも買える。それでも「昼マック」に比べて値上げと感じる顧客もいそうで、客足にどんな影響を与えるかは未知数だ。下平篤雄副社長兼COO(最高執行責任者)は新メニューに自信を示すとともに、サービス面でも店舗の掃除を徹底するなど基本に立ち返り、ブランドイメージを磨き直す考えを強調した。へー、前にこんな記事書いたんだけど、
やっとまともな施策が出てきたな・・マック地域別価格を実質廃止し500円の新セット導入
この辺指揮しているの、日本マクドナルド創業者の藤田田体制時代の幹部だった下平篤雄って
人なのか。昼マック廃止とおてごろマックの導入に関しては賛否両論があるみたいなんだけど、
私個人としては賛成で、なぜなら以前の施策は不公平感が強かったからなんだよね。
もうマックをほとんど使わない人になってから何年も経つんだけど、それでも、例えば野球のナイター
見た帰りとか、時間も遅くて他に適当な店がないからということで、複数人でマックに入ったことが
あって、まぁ当然夜だから、その昼マックってやつがないわけよ。セットが700円とか800円とか
めちゃ高くて、相変わらずマックはないなって思いながら店を出たのが今年の話。
そんな感じで普段からマックを使っているような人は、昼マックの恩恵を受けたり、アプリのクーポンの
恩恵を受けたりするんだろうけど、普段使わない人にとっては、マックは無駄に高い低コスパの店
でしかなかったのよ。だから年中500円のメニューを作ったのは、使いやすくはなったなと思ったのよ。
で、この下平篤雄って人がどんな人なのか気になったので調べてみたらこの記事が詳しかった。
マクドナルドの浮沈握る"出戻り幹部"の手腕 藤田時代からの生え抜きがCOOに返り咲き
(前略)ということで、下平氏は、創業者藤田田社長時代から働いている現場出身の叩き上げの人で、
こうした中で今年1月、地方のFCに出向していたある人物を急きょ本社に呼び戻す。下平篤雄氏。この総会で代表取締役副社長兼COO(最高執行責任者)に就任した。これが2つ目の決定だ。
(中略)
後日、下平氏は、出向の候補者リストを原田氏に提出。これに目を通した原田氏は下平氏にこう言い渡した。「このリストは違う。一番いい人材、それはあなただ」──。
こうして下平氏は本社のルートから外れ、FCへ出向することになった。その真意について、2011年に実施した本誌インタビューで原田氏は「彼には極めて重要なポジションとして行ってもらった。今まで以上にやりがいがあるはずだ。意見対立があったわけではない」と説明している。
ただ、下平氏を知るマクドナルドOBは、「原田時代は人員削減や降格人事が頻繁に行われ、本部と現場の意思が乖離していた。現場出身の下平氏と原田氏の方針が合っていたとは思えない」と語る。
今日のマクドナルド凋落の戦犯原田から出向(いわゆる半沢直樹的に言えば片道切符の島流し)
を命じられ、原田の退陣とともに本社に副社長として戻ってきた人ってことみたいね。
なるほどね。まぁだからといってしばらくは特にマックに行くこともないだろうが、よさ気な感じに
なってきたら、また行くようになるかもしれないねぇ。