「信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!」を5話まで見たんだけど、ストーリーラインがまんまオーバーロードじゃないか?ジェネリックオーバーロードなのか?
パッと挙げてみるだけでもこんな感じかな。
・強すぎる軍勢を持っていて自陣営とその他陣営の実力差が桁違い
・最側近はメイド
・戦闘特化型のバカキャラ幹部がいる
・身分を隠して他国を旅して、その状態で知名度の向上を狙う
・旅には普段の最側近とは別のキャラを連れて行く
・自陣営にはワープでいつでも戻れる
話を見ていて「オーバーロードで既に見た」って感想がずっとつきまとう感じなんだよね。
この無限ガチャの作者の人がオーバーロードを見たうえでこの話を書いたのかどうかは知らないけど、もしかしたら「桁違いに強すぎる軍勢を持つ君主」という設定で話を動かそうとすると、意図的にずらそうとしないと自然とこういう展開になるのかもしれないね。
それこそ、異世界転生モノの始まりの展開を考えようとすると、誰かを助けようとしてトラックにひかれる展開が最初に思いついてしまう、みたいな感じで。
そういえば過去には同じ期のアニメで、「学園都市アスタリスク」と「落第騎士の英雄譚」の設定と1話の展開がダダ被りした、ということもあったね。この記事で書いたけど。
これも結局学園バトル物を書こうとすると、開始3分でヒロインの着替え姿を見て、「勝負よ!」ってなって、ヒロインはお嬢様で学園3位くらい実力の炎属性になる、というのが「自然な展開」だからこうなったのでしょうよ。
意図的にずらさないと最初に思いつきがちな展開がそれだからダダ被りすると。