太田国土交通大臣は閣議のあとの記者会見で、気象庁の火山情報で使われている「箱根山」の表記により、風評被害を受けるおそれがあるとして、地元から変更の要望を受けたことを明らかにし、表記を変更できないか検討する考えを明らかにしました。これたしかにね、箱根山って表記は範囲がいまいちわかりにくいんだよね。箱根に行くとわかるけど、
箱根山っていう山は実はないんだよ。富士山やら高尾山のようにどこかに頂上があるだろうと探しに
現地に行ったら、そんな山はないことに気付くんだよ。
今ちょっと改めて調べてみたけど、どうやら箱根湯本からバスやらケーブルカーで登っていく、
あの標高が高い一帯の総称を箱根山と呼んでいるみたいね。つまり箱根≒箱根山ということになるね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/箱根山
それなら箱根山脈とか箱根山群とか、山々の集合体であることがわかるような呼称の方が
わかりやすいよな。ちなみに箱根は、冒頭の画像でも分かる通り、内側と外側にそれぞれ山々がある。
外側は外輪山といって、金太郎伝説のある金時山などが有名。たしか箱根で一番人気の山だと思う。
で、内輪山はロープウェーや黒たまごで有名な大涌谷がある内側の方の山々。今回活動が活発になって
いるのは内輪山の方ということになるね。だから、特に危険なのは内輪山神山周辺ってことに
なるのかね。ただ、例えば噴火とかがあった際に、芦ノ湖ふもとの元箱根やら仙石原、外輪山に
危険が及ばない保証は全くないわけだから、ぶっちゃけ行かないほうがいいだろ、箱根には。