う~ん、これ、エピソード1よりひどくなっているな。改めて中立ではないし、韓国のプロパガンダ番組
なのか、それともBBCの取材力がないのか、エピソード1よりもさらに観ていて不快だった。
ちなみにエピソード1の感想記事は結構詳しく書いた。
日韓問題を検証した「タイズ・ザット・バインド」を観た感想・・中立ではないな
もう、正直エピソード2に関しては改めて見なおして内容をまとめる気はないんだけど、明らかに
おかしいと思った点をいくつか挙げておくと、
・慰安婦捏造問題の張本人である植村隆に関して、彼の何が問題だったのかはほとんど深堀りせずに、彼や家族が脅迫された事実のみを取り上げている
・少なくとも他国でやるべきではない第3国のアメリカで慰安婦像を立てた問題を好意的に描いている
・朝鮮学校が公共施設の公園を私物化して使っていたという問題を問題視せずに、それが起因して起きた在特会の暴言による被害ばかりを強調する
・番組全体を通して韓国側の主張の採用が多く、在特会の言い分などの取り扱いが中立的でない
などが特にひどいと思った点。これなんで植村隆の捏造や朝鮮学校による公園の不正使用などを
さっと流して、彼らの主張する被害ばかりを強調した構成にしているんだ?エピソード1よりも怒りを
覚えたのはそういう意図的に偏向的な構成にしている部分に対してだと思う。
とりあえず、このタッチ・ザット・バインドのエピソード1とエピソード2を両方観てわかったのは、
BBCのドキュメンタリーを制作している「Blakeway Productions(ブレイクウェイプロダクションズ)」
を、番組観る前は一流の制作会社なのかなと思っていたけれど、そんなことはなかったんだな
というのがこの一件でよくわかった。我々はBBCに幻想を抱きすぎていたのかもしれない。
ヘッドギアとかナショナルジオグラフィックとか、海外のドキュメンタリーはよいものが多いので、
てっきりそういう質の高いドキュメンタリーをこの会社も作っているものだと勝手に思い込んで
いたけれど、上記で挙げていた部分は許せないレベルでひどい。
ドワンゴも下手踏んだね。2時間以上の時間を使ってこれらを観たわけだけど、おそらく次の
ニコニコドキュメンタリーは観ないと思うし、ブレイクウェイの日本での信用も落ちただろうし、
電王戦などのように成功に向かう企画にはならないだろうと思う。
改めて、私が何に怒っているのかをもう一度書いておくが、それは「韓国側の主張が取り上げられている」
ことに対してではない。それはいい。問題は「植村隆の捏造や朝鮮学校の公園不正利用などの
重大問題を掘り下げもせずに、彼らの主張する被害のみを取り上げるような重大な偏向報道が
なされたこと」に対してだ。
唯一エピソード2で良かったのはパチンコ業界をなぜ在日朝鮮人が牛耳っているかがわかったこと
くらいかな。この取材を信じるなら、どうも日本人はパチンコを嫌ったので、その事業に手を出したのが
在日朝鮮人だけだったというのが真相らしいよ。