なんだこの記事、超面白いな!
元給食営業マンが話題の「マズい」学校給食を考察してみた。 - Everything you've ever Dreamed
この人、改行なさすぎて記事が読みにくいから普段読み飛ばすことが多いのだけど、今回の記事は、元給食営業担当として、神奈川県大磯町のまずい給食問題の分析を的確にしていて、超面白かった。
なぜ大磯町の学校給食がまずかった上に、異物混入が相次いだかというと、
・業務委託料が安すぎて異物混入を防ぐための設備、人員を確保できない
・選定業者が大磯町から1時間以上離れているために、給食提供の業者の作業時間が圧迫される
・デリバリー方式(つまり弁当)のため、調理方法に制限が加わり、給食の品質が下がる
等の原因によるものとフミコフミオ氏は分析している。
なるほどね、なんか彼が普段ブログで書いていた内容が、まさしくここで現実のものとして表出してしまった感を感じるね。
公共団体が安すぎる価格で募集をし、それを劣悪業者が受け、品質の悪いものが提供され、それでも利益が出ないから業者が去っていき、また公共団体は原因を解消せずに同じ条件で募集して…のループ、みたいな。
あった!フミコフミオ氏のこの辺の記事とか読むと、おんなじようなことを大磯町はやったんだろうなってわかると思う。
某独立行政法人が出入り業者に求めた企業努力2016
完全版/某独立行政法人が出入り業者に求めた企業努力