2022年11月7日月曜日

桜木と流川の声優変更の違和感がすごかった「新作映画『スラムダンク』声優交代にファン激怒の理由 炎上を避けるにはどうすべきだったか」

 新作映画『スラムダンク』声優交代にファン激怒の理由 炎上を避けるにはどうすべきだったか

 2022年11月4日、来月に公開が予定されている『SLAM DUNK』の新作映画『THE FIRST SLAM DUNK』の声優がTVアニメ版から変更されることが明かされました。その直後から各SNSでは旧来のファンによる悲痛な投稿が相次ぎ、ショックを受けた方が大勢いることが明らかになりました。なぜ声優交代に否定的な意見が多かったのでしょうか?

 へー、こんな炎上があったんだ。特にスラムダンクに思い入れがあるわけではない私はストーリーも結構忘れているし、声優の記憶もおぼろげだったんだけど、そのレベルの視聴者だった私でも、桜木花道と流川楓の声の違和感はものすごかったわ。

宮城リョータと三井寿は元の声を忘れてしまっているみたいで、自分の場合特に違和感はなかったのよ。

でも流川は当時人気中の人気声優だった緑川光さんの印象が強すぎて、なんかすごい普通の声になってしまって落胆が半端なかった。

桜木の元の声優は草尾さんだっけ?それと比べると棒読み感がひどくて、これもすごく残念に思ってしまったな。嫌悪感を感じるレベル。

ゴリは以前のほうが良かった気がするけど許容範囲という感じ。

 

ということで、スラムダンクにあまり思い入れのない自分ですら流川と桜木の声には激しく落胆したので、これ、往年のファンをどれだけ敵に回したんだろうね?

新たな若い子たちだけを取り込んで商売が成立するならこの判断でもいいのかもしれないけど、お金持ってる30代40代の往年のファンを敵に回して成立するのかね?

結局元記事の結論で書かれているこれが全てだよね。

 とはいえ、さまざまな事情から声優の交代をしなければいけないことが多いのもまた事実です。TVアニメ『クレヨンしんちゃん』では、長く主役のしんのすけ役を務めた矢島晶子さんが、「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなった」ことを理由に降板しましたが、このときは炎上していません。その理由としては降板が矢島さん自身の意志だったことと、降板理由に多くの人が納得したためでしょう。

 また、現在放送中の『うる星やつら』では、メインキャストは変更されたものの、旧作のキャストである古川登志夫さんと平野文さんが親の役で登場するなどリスペクトがうかがえます。

 今回の場合は、やはり前もって声優交代について示唆しておくべきでした。交代に明確な理由があれば、大半のファンは残念に思いながらも納得してくれるものです。

 声優とファンに、誠意をもって対峙する。それだけ守れていれば、良いのだと思います。
シティーハンターもこの辺の対応がしっかりしていたと思う。

劇場版アニメは既存の声優を引き継いで、EDにはおなじみのget wildを使っていたし、フランス実写版も神谷明さんの意思で冴羽獠役の声を当てないことが周知されて、ただ代わりにちょい役で神谷明さんと伊倉一恵(アニメでの香のCV)さんが出演していたりと、しっかり往年のファンに配慮している感じがあった。

まぁスラムダンクの結果がどうなるのかは生暖かい目で見守ろうと思う(笑) 


(追記)あ、震源地の動画はこれか。

コメントだけ見たけど、ファンの落胆ぶりがすごいなこれ。まさかの原作者の意向でこうなったのか、きついなー。新作セーラームーンが失敗した理由や、けものフレンズ2でトラブルが収束しなかった理由と同じじゃないか。

結局受け手(視聴者)にとっては最初に見たものがオリジナルになり、ファンはオリジナルの方に付くんだよね。 

たとえ原作者がかつてのアニメを気に入ってなかったとしても、ファンにとってのオリジナルはかつてのアニメになるので、それを勝手に変えるとかつてのファンは離れるよね。

小室哲哉も、ファンにとってはCDの音源こそが思い出なので、後でもっといい(と本人が考える)アレンジを思いついたとしても、ファンはCDのかつてのアレンジの方を好む的なことをどこかで言っていたけど、正しい認識だと思う。

 

そして原作者の意向であれば、これはどうしようもないし、 約束された敗北の未来しかなかったのだろう。