どういうことなんだ???匂い発言で炎上して解雇されたフリーアナウンサー川口ゆりさんの「ReHacQ-リハック-」出演回を見たんだけど、1時間全部見ても、いまいちよくわからなくて、終始頭の中ではてなが飛び交っていた、というのが私の感想だ。
正直、炎上した匂い発言云々にはあまり興味がなくて、私が気になったのはもっぱら他の部分よ。
この人、目立ちたいわけではない、みたいなことを番組内で言ってるんだけど、でもミスコンに出ていて、司会業を10年やってきて、新卒のときは電通などの広告代理店を受けていて、インフルエンサーを目指していて、フリーアナウンサーを最近まで名乗っていて…、どういうこと??? 全部目立ちたくない人は絶対にやらないことをやってないか?
この1時間の動画の中で、上記のことがずっと繰り返されているのよ。言ってることとやってることがまるで矛盾しているので、動画見ている間、ずっと頭の中はてなマークよ。
可能性としては、この人は自分の本当の気持ちに気付いていないのか、周りから「目立つのは悪いこと」的なことを言われて自分の気持ちを抑圧するようになってしまったのか、それくらいしか私には思い浮かばない。
いずれにせよ、言ってることとやってきたことがナチュラルに矛盾し続けている状態は、見ている側からすると相当に気持ち悪いので、これからも表に出るつもりなら修正した方がいいと思うな。動画のコメントも川口さんに好印象を持っている感じのものがほとんどないし。
あと、主張を届けたい、みたいなことも話していたと思うのだけど、1時間見たうえで、この人がどういう主張をしたいのかもよく見えなかったんだよね。
動画の中の例として出てきたたかまつななさんとかはこういう政治的主張がしたいとか、ジェンダー的主張がしたい、みたいのが見えるし、ほんこんさんとか千原せいじさんも主張したいことが見えるんだけど、川口ゆりさんに関しては、主張したいことが1時間動画を見た限りではあまり見えてこなかった。
結局この司会の高橋さんという人も、コメントの多くも、川口ゆりさんが何をしたい人なのかが結局分からなかった、という感想を持っているっぽいんだよね。
この動画の中で1番重要なメッセージだと感じたのは50:18からのここかな。
高橋「世の中には嫌われる言葉ってあるじゃないですか?比較的嫌われる言葉は使わないほうがいいですよ。例えばインフルエンサー、フリーアナウンサー、電通、会員制、西麻布。全部嫌われそうじゃん。」
川口ゆりさんは何も考えずに上記の言葉を使ったり投稿したりしていると答えていたけど、それが今回の炎上と解雇の本質的な要因なんじゃないかね?言葉に鈍感というか。
私は今回の炎上自体にはあまり興味がないのだけど、1時間動画を見た人のコメントで、ほとんど彼女に好感を持ったものがなかったという、そっちの方が致命的な問題だと感じたよ。
私もわざわざこの記事を書きたくなるくらいもやもやしたもの。
まずは「明らかに嫌われるような言葉や投稿を無自覚に行わない」のと、「自分の目立ちたい、キラキラしたい気持ちに気づくこと」からじゃないかな。
日テレやTBSの女子アナが羨ましすぎて絶対負けたくない!的なことを言ってくれた方がまだ好感が持てるのよ。