http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130422/247019/?P=1
うーんと、ちょっと長くて難しかったが、興味深いタイトルなのでメモしてみる。
結論としては能力・成果ではなく、社会人としての経験の積み上げ度で決まる
ようになっているということかな。
この人はサラリーマンを商品に例え(会社からしたらあなたという商品をいくらで買うか
というのが給料だからね)、商品の価格がどうやって決まるかということの説明をしている。
マルクスの「資本論」によれば商品には2つの価値があるそうだ。
・使用価値:いわゆる一般的に使用される意味での「価値」。その商品がどれだけ役に立つか
を表す指標。
・価値:その商品につぎ込んだ労力の大きさ。工場製品やソフトウェア開発の原価で使用
されるような資産価値の概念に近い。
まぁ昔シェンムーってゲームがあって、開発に70億かかったらしいが、それがどんなに
クソゲーだったとしても、マルクスの資本論的には70億の価値があって、セガの貸借対照表
には資産70億として計上されているのであろう・・
そんでもって、マルクスによると需要と供給のバランスが取れている場合は、この「価値」に
よって商品の値段が決まるとのこと。
だから一般的な会社ではどんなに有能でも1年目の新卒より、社会人経験10年の人の
ほうが「価値(=経験という労力の投入の大きさ)」があるから値段が高くなるということらしい。
じゃあどうすれば給料上がるのかねぇ?という部分の問いの答えはこの回では書いて
いないが、そのうち提示されるのかな?