この記事ちょっとおもしろい。人は「努力は報われる」とか「夢は叶う」的な話が好きなので、
成功者は講演を頼まれたときにそういう話をしがちだが、実は偶然あたっただけというケース
も結構あるという話。
京セラの稲盛会長が、ビジネススクールで起業したいという人の質問に答えた言葉も面白い。
「君は起業したいのだろう? なぜ事業計画書という嘘の作文を勉強しているのだ?
私でさえ見えるのは3カ月先ぐらいで、1年後を予測するような事業計画書なんて嘘を書くような
ものだ。そんなものを勉強している時間があったら、さっさと事業を始めればいい。始めてから考え
れば良い。資金を集めるためにどうしても必要ならコンサルタントに書かせればいいじゃないか。
君がやることは、すぐに事業をスタートすることだ」
たしかに、事業計画的なものを立てたり見たりしたことがある人ならわかると思うが、
毎年同じようなことをやっている事業ならいざしらず、新規のものに対して精度の高い見通しなんて
立てられるわけないんだよね。その辺頑張って細かく数字を積み上げようとすると、なんかただの
数字遊びになってくるというか・・
上記は、この本書いた人の記事のようだ。
望めば叶う的なもので有名な成功哲学書といえば、新聞記者だったナポレオン・ヒルが100人
を超える成功者にインタビューした結果をまとめた下記の著書だろう。
ナポレオン ヒル
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