島耕作が社長退任 入社から43年、赤字で引責
社長、島耕作が大手家電メーカー「テコット」の2期連続の大幅赤字の責任をとって社長を
辞任し、会長になるらしい。う・・うん・・何言ってるのかがよくわからん。そしてこんなの現実に
あったなぁ、富士通で。
富士通に秋草直之という人物がいたんだけど、まぁ何やったかというと、彼の社長時代に富士通
社内に成果主義を導入したのよ。その結果、うまく機能せずに社員のモチベーションが低下して、
富士通の業績を著しく悪化させ、社長を退任。でどうなったかというと会長に就任して院政を振るう
始末。意味分かんないでしょ。このへんの経緯に関しては、富士通に東大から新卒で人事部に
入社した(つまりエリート)城繁幸氏の下記著作が詳しい。
城 繁幸
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てかかなり昔の本で、もう中古しかないみたいだけど、内容覚えている範囲でまとめると、
・人事部自体、成果主義制度を導入することが目標になってしまった(成果主義の功罪は評価対象外)
・成果評価と言っても相対評価(良い評価をもらえる人数が決まっている)なので、目標達成しても悪い評価とか全然ある
とか。やばい・・あんまり覚えてないや。ただ、一橋大卒の友人がこの時代に富士通に新卒で
入社しているのだが、彼は入社早々トップ営業だったらしい。なぜかというと、やっぱり実態は
学歴で振り分けていて、彼は最初から売上の高い大口顧客を持たされたから、最初から売上
目標を大幅達成。そして通常大学卒のソルジャー要因は、頑張っても売上が上がらない小口客を
持たされて目標未達、みたいなそんな状態だったらしい。もうなんか、目標制度が機能してないね。
と、なんかほとんど富士通の話になっちゃったけど、結論としては、社長辞任して会長就任とか、
まじ意味わかんねぇ、って感じ。
城 繁幸
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