これ、すごいな。大人になってしまうと通常この発想にならない。
うちの奥さんの、子供への読み聞かせ方がすごい
スクールカウンセラーだった奥さんが、自分の子供に本を読み聞かせているときに、
・静かに聴かせようとしない。むしろ子供の無駄口を誘発する。
・聞いている途中で子供が何か思いついたら、一度ぴったり中断して全部喋らせる。本中の単語を聞いて「○○みたいだねー?」と息子さんが口を挟んだら、「え、○○ってなに?」というように。
・話の途中で、ちょこちょこわき道に逸れる。すぐ本線に戻るのかと思いきや、ぐんぐんそこから発展する。
・この「○○さん」って誰のことだろうねー?とか、この○○って何だろうねー?とか、ちょくちょく自分からわき道に逸れ、本の中の言葉について子供に振る。それについて子供が答えると、そこからまた話を膨らませる。
・最後に、「今のお話、どんな場所だったー?」という様な感じで、お話全体を振り返る。
ということをしているらしい。
おとなになると、本なんて全部読み切るのが当たり前だと思ってしまうが、むしろこれ、本を会話の
糸口にしか考えてないってことだよな。この発想はなかった。