2015年7月5日日曜日

いや、その理屈はおかしい「アニメ監督や総作画監督は全産業平均より優位な収入になっている」

このままではアニメ業界は自滅する? アニメ制作の「実態調査」が暗示する未来(上)
このままではアニメ業界は自滅する? アニメ制作の「実態調査」が暗示する未来(下)
――若手アニメ制作者が平均年収「110万円」ということに注目が集まりました。

平均年収が「110万円」と報じられたのは、「動画」という職種です。一番低い部分のみが、我々の意図と違う形でクローズアップされてしまったことは残念です。

回答者全体の年間平均収入は332.8万円でした。キャリアパスのスタートとなる動画職は別として、ある程度以上の技能を身につけたアニメーター職種であれば、食べていける収入が得られていることもわかりました。十分といえるかどうかはともかく、「監督」(648.6万円)や「総作画監督」(563.8万円)などは、全産業平均である約413.6万円に比べ、ある程度優位な収入となっています。
ちょ・・その理屈おかしくね?監督や総作画監督って、アニメ作品における最重要ポジションでしょ?
企業で言えば部長職とかそういうレベルなんじゃないの?なんでそれを全産業の平社員も含めた
平均である年収413.6万円と比較しているのよ?多分部長職で650万とかってかなり少ないんじゃない?
比較の仕方がおかしいから。

あと、動画が1枚200円で、月間500枚描ける人でも月収10万円と書いているけど、それは元請けの
話で、
例えば下請けの中村プロダクションのアニメーターが立てたこのスレとかだと、動画が1枚120円に
しかならないから、毎日10時から22時まで、土曜も出勤して月600~700枚上げても給料は月7~8万
にしかならない現実なんかもあるわけじゃん。
下請けアニメーターなんだがもういろいろ限界を迎えている

ということで、一番低い部分は「平均」の年収よりもっとひどいわけだから、十分悪い状況だと思うけどねぇ。