2019年7月31日水曜日

NHKから国民を守る党(N国党)が会派を組んだ意味と理由について

渡辺喜美氏、N国と参院統一会派「みんなの党」結成
 参院選で初めて議席を獲得した「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首と、旧みんなの党代表で無所属の渡辺喜美元行革担当相は30日、国会内で記者会見し、参院で会派「みんなの党」を結成すると発表した。会派代表となる渡辺氏は「これを第一歩として、みんなの党を復活させたい」と述べた。
このニュース、意味がわからなかった人も多いんじゃないですかね?私もそうだった。

渡辺喜美はN国に入らないとのことだし、人数増えないのに会派とか組んで、ワン・イシューをぼやけさせてどうするの?とか、立花孝志は渡辺喜美をN国に引きずり込むのに失敗して、逆にいいように丸め込まれたんじゃね?とかね。

それについて、 立花孝志自身が動画出してて、これ見てやっと会派を組んだ意味がわかったわ。

動画の内容をまとめとくと、
・そもそも議員1人だけだと、衆議院、参議院それぞれに置かれる常任委員会に所属できないからNHK問題に関する質問ができない
・N国2人目のメンバーとなった丸山穂高は衆議院議員なので、参議院の常任委員会に所属するための要件にはならない
・参議院で組めそうな相手がいまのところ渡辺喜美しかいない
・渡辺喜美と会派という形で組むことにより、常任委員会に所属することが可能となり、NHK問題に関する質問ができる可能性が出てくる
・常任委員会の中で、NHK問題を取り扱えるのは総務委員会。総務委員会に所属できるかどうかは抽選の結果したい
というところかと。

なるほどね。立花孝志本人も動画で言ってたが、これ専門性の高い話だから、政治の世界に身を置いてないと会派を組む意味とかわからないだろうな。

参議院に仲間が2人以上いないとNHK問題を提起する場が確保できない、というのがポイントだったんだな。やっと渡辺喜美と組んだ意味と価値がわかったよ。