2013年9月1日日曜日

半沢直樹7話の内容まとめと感想。大和田常務「だったら・・土下座でもしてみるか?」


今回は布石回って感じかねぇ。内部資料と120億の資産売却のメドを立てるという、2つの金融庁追求の
回避に成功はしたものの、一番の見どころは大和田に半沢が土下座させられるという、
大和田の最高にムカつくあのシーンでしょ。この回があって後の倍返しが生きてくるんだろうね、多分。
ということで内容まとめ。


金融庁調査がついに始まった東京中央銀行。半沢は京橋支店長の貝瀬の元へ行き、
伊勢島ホテルの経理が120億の投資損失を内部告発した文書を貝瀬がもみ消した証拠を見せ、
誰の命令でこんなことをしたのか口を割るように迫るも、貝瀬は口を割らない。

黒崎は伊勢島ホテルに関する重要資料を半沢宅に隠しているとの「内部告発」を受けたとして、
花のいる半沢の自宅へ部下をやり、家中を調べさせる。半沢がもうダメだと思ったその時、
なんと自宅に重要資料がないことが判明。花の機転で、それらかさばる資料らを実家に送っていた
ことが功を奏したのだ。

場所は変わって近藤が経理部長として出向しているタミヤ電機。近藤は前回経理書類を全部
見せるよう課長に命令し、積極的に会社の財務業務に関わるようになっていた。と、ふとあるとき、
全く同じ年度の経理資料が2つあることを発見してしまう。裏帳簿だ。黒字と思われたこの会社は、
実は前年度、4000万以上の赤字を出していた。近藤は社長に掛け合い、すべてを率直に話せ、
その上で自分が銀行を説得すると言い、銀行に向かう。

金融庁の聴き取り調査が始まる。黒崎は120億の損失をどう補填するのかを半沢に問うが、
現状それだけの損失を補填する財産が見つからない。明日までにめどを付けられなければ、
伊勢島ホテルは実質破綻先と扱い、約1500億の特別損失を計上しなければならないと半沢に
迫る。そうなったら銀行は多額の損失を被ることになる。半沢の部は、総出で伊勢島ホテルの
資産をしらみ潰しに探し、 なんとか50億のめどまでは立てた。

一方、半沢は部下から、伊勢島ホテルには聖域と呼ばれる資産があることを聞いていた。
会長の絵画コレクションや美術館建造のための土地などだ。半沢は伊勢島ホテルの湯浅社長に
これらの物件を売却するよう会長の説得を依頼するも、美術館建造は会長の夢であり、説得に
失敗したと伝えられる。

金融庁2回目の聞き取り調査の前日深夜、半沢は参っていた。翌日の聞き取り調査までに
120億捻出のめどを立てなければ伊勢島ホテルの実質破綻が決まってしまう。だが、まだメドは
50億しかなく、聖域の売却説得は失敗。そこへ近藤と渡真利が差し入れに来る。
近藤はタミヤ電機の状況を話した上で、社長と対立することになってもタミヤ電機を救う決意を
半沢に伝える。

それに触発された半沢は、深夜の中、湯浅の元へ行き、資産を売却できないなら、人事権を
行使して、会長を更迭させるよう説得する。過去の会長のワンマン体制と決別するなら、例え
それが非情なことであってもやらなければならないと。

翌朝、金融庁の2回目の聞き取りがスタート。黒崎は120億のメドが立ったのか、伊勢島ホテルの
聖域の資産売却はできたのかと半沢に迫る。半沢は、「聖域の売却には失敗しました。なので、
会長を更迭しました。」と黒崎に伝える。湯浅は会長を更迭し、それにより120億のメドを立てる
ことができたのだった。

だが、一難去ってまた一難。今度は伊勢島ホテルが経営再建策として示していた海外からの
宿泊予約システムを構築する予定だったシステムベンダーが倒産の危機に瀕していることが
わかったのだ。

その件に関して話しあおうと伊勢島ホテルに向かう半沢。そこには湯浅社長の他に、羽根専務、
そして東京中央銀行の常務、大和田がいた。

大和田は話す。このままだと伊勢島ホテルは倒産する。だが私にはそれを回避する策がある。
長らく世襲でやってきた伊勢島ホテルの経営陣を刷新し、羽根専務を社長にすることで、
今回の金融庁調査の追求を逃れるよう黒崎とも話を付けてある、と。さらに半沢には伊勢島ホテルの
担当を外れてもらうように言う。

半沢はそれに反対をし、なんとか策を考えるから時間がほしいと大和田に訴える。
そこで今回の大和田の最高にムカつく言葉が。
「だったら・・土下座でもしてみるか?」
半沢は湯浅に止められる中、屈辱の表情で土下座をし、大和田に時間をくれるようお願いする。
満足気な大和田の表情とともに話が終わる。


ということで、大和田いいねwこの悪役っぷり。最高にムカつくなこいつww。
「さあ、私に君の覚悟を見せてくれ」のときのマジキチスマイルとかww。

まぁでも思惑はなんとなく見えてきた感じ。大和田と羽根専務はつながっていて、羽根を社長に
したいというのが大和田の思惑。まぁたぶん何かあるのだろう。
あとは、それとは一見別の話として進んでいるように見えるタミヤ電機の不正経理問題が、
本筋にどう絡んでくるのかが今後の見どころという感じに思える。

しっかしあの湯浅社長役をやってる、笑福亭鶴瓶の息子。何度見ても亀田2号にしか見えないわ。
前にも書いたけど。気になってしょうがなかった・・。

半沢直樹4話の内容まとめと感想、壇蜜の演技が棒だった・・
半沢直樹5話の内容まとめと感想
半沢直樹6話の内容まとめと感想。大和田常務「はい、よくわかりましたっ」 
半沢直樹7話の内容まとめと感想。大和田常務「だったら・・土下座でもしてみるか?」
半沢直樹8話の内容まとめと感想。大和田常務「・・楽しみにしているよ(棒)」 
半沢直樹9話の内容まとめと感想。大和田常務「もう一度なってみないかね?銀行員に」
半沢直樹10話(最終回)の内容まとめと感想。ラストの終わり方が微妙すぎる・・


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