が面白い。
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ざっくりまとめると、世の中には
・クラウゼヴィッツの「戦争論」に代表されるような戦略論を書いた本
・ジョミニの「戦争概論」に代表されるような戦術論を書いた本
の2種類があって、前者はどう考えるべきなのかという考え方だけが書かれ、後者は具体的な
勝ち方、ケーススタディなどが書かれているというもの。
なんで戦略論を書いた本は具体例を書かないのかという問いの答えが答えが面白くて、
ルトワックの言う「戦略のパラドックス」というのがあって、
「過去に上手く行ったものは、過去に上手く行ったが故に、次は上手く行かない」
という、勝ちパターンをパターン化したら失敗するという法則があるかららしい。
戦略論に関してはそんなに詳しくないけど、たしかにそういう話聞くよね。例えば、日露戦争で
日本は海戦で劇的な勝利を収めたわけだけど、それをきっかけに大艦巨砲主義に走り、
次の太平洋戦争では戦争の主力は戦闘機になっていたがために負けてしまったとか。
クラウゼヴィッツは戦争論本体は長い上にわかりにくいらしいので読んだことはないけど、
ボストンコンサルティンググループの人らが書いたまとめ本の「クラウゼヴィッツの戦略思考」
というのは読んだことあって、なかなか面白かった記憶がある。 「摩擦」とかあったあった。
最初に計画しても大体予想外のことが起き、計画の執行が妨げられてしまうというあの現象。
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