へー、面白かったのでメモ。
模倣サイトとして各所から注意喚起が出されているサイトは、模倣サイトではなくAnonymous Proxyサービスと呼ばれるもの
全文は上記で読んでもらうとして、特に重要な北河拓士氏(NTTコムセキュリティ株式会社に
勤務するセキュリティの専門家)のツイートを下記に引用しておく。
模倣サイトとして各所から注意喚起が出されている 〇〇〇.orgのサイト。これは模倣サイトでも何でもなく、Anonymous Proxyサービスと呼ばれるもの。このようなサイトは数多くあり、その中でも老舗の anonymouse.org は、17年前から存在する。
Anonymous Proxyサービスは、自分のIPアドレスをWebサイト側に知られたくない場合や、アクセスブロックを回避するために使用され、任意のURLを入力するとProxyとして代理アクセスし、レスポンスを表示する。
また、JSなどのリソースを外部サイトから読み込む場合や、リンクをクリックした場合でも、IPアドレスが漏れることのないよう、すべてProxy経由となるようにHTML内のリンク先URLが自動的に置換される。
ということで、Anonymous Proxyという相手に自分のIPアドレスを知られずにアクセスできるサービスが
世の中にはあるようだ。代表的なサービスが下記ということでちょっとこのページで試してみるか。
http://anonymouse.org/anonwww.html
上記ページでこのページのURLを入れてみると、下記のようなURLが生成される。
http://anonymouse.org/cgi-bin/anon-www.cgi/http://shuminoblog.blogspot.jp/2014/08/anonymous-proxyip.html
ホントだ。たしかに全く同じページが現れた。これがproxy(プロキシ、代理)というつまり
anonymouse.orgを経由してこのサイトにアクセスをしているという状態なのか。なるほどね。