世界中の多くの国で、女子は男子よりも学業面で優秀な成績を収める傾向にあるようだ。女性が政治的、経済的または社会的不平等に直面している場所でさえも。これはなんかわかる気がする。学生時代を振り返ってみても、男子の成績の平均より、女子の成績の
スコットランド、グラスゴー大学のギスベルト・ストット博士とミズーリ大学のデヴィッド・C・ゲーリー氏の報告によって、2009年に、調査対象74カ国のうち52カ国で女子高校生が国際標準テストで顕著に良い成績を収めたことが明らかになった。
平均のほうが高かったんじゃないかと思うし、納得感のある結論だね。
これ、男子のほうが女子よりも分散が大きいんじゃないかなと思うんだよね。
冒頭に適当に分散の図を引っ張ってきたけど、その図で言うと赤い線が男子で、青い線が女子という
感じ。で、女子の青い線の山はもうちょっと右にずれたところにあるというのが現実かなと。
トップクラスの成績を取る人間に男性が多いというのは「テストの点数で決まる」大学である東大の
学生の男女比で男子の数が女子の数を圧倒しているのがわかりやすい。
女子大生比率は「18.5％」――データで読むいまどきの東大生【1】
その一方、犯罪者の数も圧倒的に男子が多い。この図を見たときには驚愕した。
データえっせい「学歴別の刑務所入所率」
男性が女性の10倍以上いるじゃないか！つまり、冒頭の図のように、男性はトップ層も多い一方で、
最下層も多くいると。で、さっきも書いたように、平均の山の部分は男性よりも女性のほうが右に
あるということなんだろうね。
