この記事すごい!ウェブ系のランディングページのコンバージョンレート改善などを業務としてやっている
人は最初に読んだほうがいい記事かと。
109枚のスライドを読むのめんどいという人のために、自分もメモも兼ねてちょっとだけまとめとくと、
・登録数2倍という一見無謀な目標でも「このメンバーならできるかも」と思わせることがまず大事
・40日で56回という圧倒的な数のABテストを回しまくる
・登録フォームの改善、流入経路最適化、新規動線追加の優先順位で改善に取り組む
・登録フォームの改善は、MUST項目以外は一旦全部削除し、そこからABテストを繰り返し、項目を増やす
・登録ボタンの文言は重要。「次のページ」から「無料登録」に変えただけで21%も登録率が改善した
・登録ボタンの色も重要。黒は登録率が低く、青などは登録率が高かった
・「会員登録して続きを見る」など会員登録が必要であることを明示することで最終的な登録率は上がる
・「口コミ100万件突破!」など数の訴求は登録率に貢献する
・口コミのマスキングは80文字よりも40文字の方が登録率が高かった
・ABテストのパターンは比較ができるように現状のパターンを含める
・一度のテストで複数の変更を行わない
・ABテスト時はスピードを重視して、サクッと作り、効果が良ければ作りこむようにする
・ABテストパターンは当たりそうなものより、パターンの抜け漏れがないことを重視する
とのこと。「次のページ」を「無料登録」にするくらいはだれでも思いつきそうだけど、ボタンの色とか、
口コミのマスキング文字数とかはやってみないとわからない部分なので、やっぱり一番大事なのは
ABテストを高速で繰り返すことができるようにすることなんだろうね。
検索した限りだとKAIZEN PLATFORMというところも、この転職会議の成功例を記事にしているよう
なので、そちらも読んでみるとよいかも。
40日で登録数2.23倍。転職会議が行った32回のABテスト【前編:効果的なKPIとテスト設計のコツ】
事例で学ぶ5つのUI改善エッセンス | 40日で登録数2.23倍。転職会議が行った32回のABテスト【中編】
これも目次だけ抜き出しておくと、それぞれ下記の通り。
・圧倒的なスピードでテストを回すためのKPI・テスト設計
・A/Bテストのカギ、優れたKPI設計のための3つのチェックポイント
-1.結果指標を分解し、先行指標を見る
-2.見る指標を絞る
-3.アクションできる粒度まで落とし込む
・A/Bテスト実施前に押さえておきたいポイント
-コンバージョンに近いところを優先
-各箇所でおおまかなコンセプトを決め、共有する
・細かい施策の前にきちんとテストを設計することが成果に繋がる
・事例で学ぶ5つのUI改善エッセンス
-1. まずは限界まで要素を減らす
-2. 文言の変更は言葉尻だけでなく訴求ポイントを変える
-3. 人通りが多い場所を徹底的に改善する
-4. デバイスごとでも結果は大きく異なる
-5. CTRとCVRは別物
・とにかくやり続けること