2019年4月18日木曜日

これ数年に一度レベルの神記事だと思う「格ゲー業界騒然!パキスタン人が異様に強い理由、現地で確かめてみた」

https://withnews.jp/article/f0190417002qq000000000000000W08510101qq000019048A
 今年2月、強豪ひしめく格闘ゲームの世界大会で、無名のパキスタンの若者が「番狂わせ」の優勝を果たした。さらに業界を騒然とさせたのは優勝後に放った一言。「パキスタンには強い選手が、まだまだいる」。まるで漫画のような展開。真偽を確かめるため訪れた現地で待っていたのは「ラホールの強心臓」「コンボの魔術師」「青シャツの神童」などの猛者たちだった……。ネットゲームの時代、わざわざゲーセンに通う理由。宗教指導者に「がん見」されながら腕を磨くそこはまさに「虎の穴」。パキスタンでいったい何が起きているのか。真相を探った。(朝日新聞イスラマバード支局長・乗京真知)
この記事めちゃくちゃ面白いね。四六時中ネットの記事ばかり見ている自分でも、神記事だと思うレベルまですごいと思った記事は、千葉市長とシムシティ対決をした記事以来かも。

はてぶのブコメでも結構言及されているけど、初出場でEVO Japanで優勝したアルスラン氏が、「パキスタンには強い選手が、まだまだいる」とか言い出すとこ、幽遊白書の魔界統一トーナメントの展開そのものなんだよね。

魔界で有名な強豪どもがぶつかり合って、お互いに消耗しまくって途中で敗れ去っていく中、トーナメントで優勝したのは、めちゃくちゃ強いけど野心がないから魔界でおとなしく暮らしていた無名のおっさんで、同じくらい強いまだまだいるみたいな展開(笑)。

そんな感じの話がリアルであったわけだからすごいわな。

2019年4月12日金曜日

トロッコ問題、放置なら傍観者だから責任はないが切り替えたら自分の責任になる説

これ!全く同じ結論になったわ!5人の全く知らないどうでもいい奴らを助ける必然性を感じないし、そのために自らの手で一人を犠牲にする方がよっぽど嫌だわ、って普通にその結論になったわ。

そもそも5人のために1人に死ねっていうのおかしくない?1人の命より5人の命の方が大事、なんていうのは大局的な観点でしかないんだよね。

でも生きるか死ぬかみたいな状況にさらされている当事者からしたらそんな大局的な観点なんてどうでもよくて、相手との関係性だけが大事でしょ。

自分>家族や恋人>友人>知人>知らない人>嫌いな人

みたいな優先順位があったとして、5人の嫌いな人達を助けるために、わざわざ自らの手を下して線路を切り替え、1人の家族か恋人を殺す選択をする人とかいるの?いたら逆にすごいわ!

そう考えると主観的には「命の価値は人数ではなく自分との関係性で決まる」ということなんだと思うよ。

まぁ5人も1人も知らない人だったとしても自分は切り替える選択はしないだろうね。傍観者のままでいるのと、主体的に選択した当事者になるのとでは罪悪感が全然違うと思うから。

あー、そうだ。この件を考えたの、Fate/Zeroの後半あたりで、まさにこのトロッコ問題を扱った話題が出てきたからだろうね。多数を助けることが正義、みたいな考えに違和感を持ったわ。


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