また甘利大臣は、安倍総理大臣に対し、記者会見の直前に閣僚を辞任する意向を伝え、慰留されたことを明らかにしました。う～ん、このニュース何なの？金額しょぼすぎじゃね？つまり最大でももらったのが500万ってことでしょ？
一方、甘利大臣は、平成２５年１１月に大臣室で、また、おととしの２月に神奈川県大和市のみずからの事務所で、それぞれ建設会社の関係者と面会した際、いずれも５０万円の現金を受け取ったことを認めたうえで、政治資金収支報告書に記載していると説明しました。
さらに甘利大臣は、平成２５年８月に神奈川県大和市のみずからの事務所で、秘書が建設会社の関係者と面会し、現金５００万円を受け取ったことを認めたうえで、このうち２００万円は適切に会計処理したものの、残りの３００万円は秘書が個人的に使っていたことが分かったと説明しました。
そのうえで甘利大臣は、「建設会社の関係者からの政治献金については、選挙管理委員会とも相談したうえで、すべて返金するよう事務所に指示をした」と述べました。
また甘利大臣は、「この秘書と別の秘書の２人が、建設会社の関係者から、金銭授受などの接待を多数回にわたり受けている事実は認めているということで、調査をしている弁護士を通じて、２人から辞表が提出された」と述べました。
これが数千万とか1億とかなら、金満政治家って感じがするけど、その程度だと、センテンススプリング
さん(週刊文春)の、建設会社総務担当者が全部録音していたみたいなプロの手口だったことを踏まえて
考えると、単にプロのハメ師に嵌められたバカなんじゃないかなという印象しかないんだけど。
金銭授受疑惑 甘利大臣秘書の“UR威圧録音”入手！ | スクープ速報 - 週刊文春WEB
雪隠詰め甘利明TPP担当相「現金1200万円疑惑」建設会社・献金担当者が録音テープやお札番号控え : J-CASTテレビウォッチ
もちろん、たとえ秘書がやってようが、金額が500万ぽっちだろうが、危機管理ができなかったのは
100%甘利氏の責任なので、大臣辞任は当然だと思うけどね。ただ、賄賂にしては金額が少なすぎるよ。
だって、国会議員の選挙にいくら掛かるかは詳しく知らないけど、確か舛添現都知事が、
石原慎太郎元都知事と都知事選で戦ったとき、かなりの節約選挙をしても700万かかったという話
だったんだよね。そこから考えると、国政選挙なら1000万円以上は掛かるんじゃないか？
そう考えると、50万ぽっち、最大でも500万ぽっちのために、収賄のリスクを犯すのは割に合わないん
じゃないかなというのがすごく引っかかるんだよね。
だから、準備万端、録音バッチリの建設会社の総務担当がハメた案件と考えたほうがしっくり来る。
あと、政治家は秘書とか経理担当に誰を置くかってのはものすごく重要なんだろうね。完全に
アキレス腱だよね。そこが金に汚かったりバカだったりすると、自身の政治生命も失うことになる
わけだから。まぁ危機管理能力と人を見る目に関して甘利氏は無能だったわけだから、大臣を
辞職することには全く同情はしないけどね。
