自分のことがあまり好きではないという19歳の女子大学生の質問に対して、村上春樹氏は、
自分が誰かというのはそんなに重要ではなくて、自分以外の他のことについてどう考えるかという
姿勢や考え方の中に自分がいるという回答。
なるほどね。そうかもねぇ。目の前に分かれ道があって、右に行くか左に行くかの選択と、その選択に
至った理由の積み重ねによって自身が定義されるということか。 いい定義な気がする。結局、自分が
好きかどうかとか、自分が何者かなんて考えてもあんまり生産的じゃないというか、大学生時代の
そういう時間を今振り返ってみても生産的じゃなかったと思うし、他のことを考えて、他のことを前に
進めていけば、自分についての定義も自ずと明確化されるわけだから、それでよかったのかも
しれないなぁと今更ながら思ったな。この回答を見て。