マシュウはだんだん衰えていきます。自己肯定感か。この記事読んで、はるか昔に読んだ赤毛のアンで、たしかにそんなシーンが
働き者なので、それでも無理して働き続けてしまいます。
アンも、「どうしてもう少しいいかげんに仕事できないの?」と心配します。
でもマシュウは、「わしにはそれができそうもないよ」「死ぬまで働き続けるだろうよ」と答えます。
そんなマシュウにアンは、「もしあたしが男の子だったらもっと役に立ってマシュウのことを楽させてあげられるのに…」と言います。
マシュウはそんなアンに、こんな言葉をかけます。
「そうさな、わしには十二人の男の子よりもお前一人のほうがいいよ」とマシュウはアンの手をさすった。「いいかい?-十二人の男の子よりいいんだからね。」
あったことを思い出したけど、 当時はマシュウがアンに自己肯定感をくれた物語、という視点を
持って読んでいなかったな。これは気が付かなかった。
自己肯定感というのは、幸せに生きていくのにとても大事なんだというのは、最近切に感じる。
亡くなった知人が「自分には価値がない」と言っていたことを踏まえるとさらに。
関連して、大富豪アニキという人のこの言葉も印象に残っている。
http://diamond.jp/articles/print/20243
「いっちゃんだって、そうだったはずや。『自分が、今、大切や』と思うとる人を、思い出してみるとわかるはずやねん。その人はな、すごい人でもなく、優秀な人でもなく、かっこええ人でもなくな、『自分を大切にしてくれていると感じさせてくれた人』だったはずやろ?」確かに、自分が大事だと思う人は、優秀な人でもお金持ちな人でもないことだけは間違いない。
自分のことを大事にしてくれる人だよな。これも、自己肯定感というところで、そういう人を
自分は大事にすべきなんじゃないかなと感じたりしている。