2021年4月21日水曜日

朝倉未来の未来である魔娑斗からのアドバイスはすごく重みがあると感じた

朝倉未来と魔娑斗の対談動画、かなり興味深かった。以前からこの二人ってかなり似たような人生を歩んでいるなとなんとなく感じていたから。

この二人が似ているなと思った点は、
・格闘技以外にも多方面で活躍をしていてお金を稼いでいる
・にも関わらず格闘技だけをしていそうな他の選手よりも遥かに強い
・全盛期である30歳で格闘技を引退している(引退すると言っている)
あたりかな。

「格闘技以外にも多方面で活躍をしていてお金を稼いでいる」という点は、魔裟斗は動画でも話していたとおり、K-1で優勝してから役者もしていたし、雑誌裏によく出稿していたファイティングロードっていうダンベルとかを売っているメーカーの広告塔をしていたのも覚えている。

朝倉未来は登録者約180万人のトップユーチューバーで、スタッフの佐々木くんに月収600万払えるほど(他のメンバーにもおそらくそれに近い額を払えるほど)稼いでいて、さらにはファッションブランドをやったり、サプリの広告塔をやったりしている。

なので魔娑斗は小比類巻貴之よりはるかに稼いでいただろうし、朝倉未来は堀口恭司よりも遥かに稼いでいるだろう。

「格闘技だけをしていそうな他の選手よりも遥かに強い」という点は、時代遅れの練習法だったとはいえ、黒崎道場で毎日過酷な練習を長時間していた小比類巻貴之よりも、魔裟斗は遥かに強かった。

そして朝倉未来は、Youtubeの内容からして格闘マニアっぽい矢地祐介よりも遥かに強い。

最後の「全盛期である30歳で格闘技を引退している(引退すると言っている)」という点は、魔裟斗は全盛期の30歳で引退しているし、朝倉未来も30歳で格闘技を引退すると言っている。

傍から見て同じような人生を歩んでいるように見える二人だから、魔娑斗も当然朝倉未来の生き方や進もうとしている方向を支持するのかと思いきや、動画を見てそうじゃなかったのがとても意外で興味深かった。

まず、「格闘技以外にも多方面で活躍をしている」状態については、魔裟斗はそれでも国内では無双していたが、世界のトップオブトップには勝てなかったとのこと。たしかにブアカーオやアルバート・クラウスに負けたりしてはいたが、これタレント活動の影響だったのか。

それを踏まえて、UFCなど総合格闘技の世界でトップを取るならもっと格闘技に集中する必要があることを朝倉未来に説く魔娑斗の言葉には重みがあると感じた。

あと、「全盛期である30歳で格闘技を引退している」 点については、魔娑斗自身、引退後5年位は目標がなく、抜け殻のような人生を送っていたことを話していて、生物学的に35歳くらいまでは身体能力が上がることが分かっているから、30で引退するのではなく世界を目指した方がいい、と朝倉未来に話していたのも印象的だった。

この、魔娑斗のような人生を歩もうとしているように見える朝倉未来に、「そうじゃない」と言っている感じの魔裟斗がとにかく印象的で、意外で、今回の対談はすごく心に残ってしまった。