2015年12月12日土曜日

ナイスな検証記事!「【速報】「小保方晴子さんのSTAP細胞あった!アメリカの研究者が見つけてネイチャーで発表」というデマが流れる」

【速報】「小保方晴子さんのSTAP細胞あった!アメリカの研究者が見つけてネイチャーで発表」というデマが流れる | netgeek
一時はノーベル賞間違いなしと言われたのも今では嘘のような出来事だったように思える小保方晴子さんの幻のSTAP細胞について、「アメリカの研究者がSTAP細胞の存在を確認し、論文を公開した」というガセ情報が流れている。
なぜ誤報が拡散されているのか。順を追って説明しよう。まずあるFacebookユーザーが小保方晴子さんのSTAP細胞が見つかったという論文の翻訳を投稿し、「やっぱりアメリカに手柄を横取りされると思ってました!」と怒り露わに綴った。
この記事書いた人ナイス!待ってたよこんな記事を。なんか今日は朝から小保方のSTAP細胞が
アメリカで証明されたみたいな記事がずっと話題になっていて、絶対デマだろうとは思いつつ、
なんせ元ネタが英語の、しかもNatureに載った専門論文なものだから、検証がだるすぎて、
早くデマだと検証してくれる記事を誰か出してくれないかなと思っていたらついに来たよ!

今回の小保方デマ検証の最重要論点は、アメリカの研究者の論文に小保方論文が参考文献として
挙がっていたところなんだけど、その該当箇所を元記事の人はちゃんと訳して検証をしてくれている。
▼論文の末尾に引用元として「13.Obokata」の名前が確認できる。小保方さんの論文を参考にしたという注記だ。
▼13には何と書いてあるかというと、「成熟組織における多能性様細胞の存在は長い間、議論されている。なぜなら、様々な集団から一貫性のない結果が報告されているからだ。しかしながら、いずれも多能性細胞が異なる幹細胞から出来上がると証明した研究はない」
要するに、この論文の筆者は「万能細胞について知りたくて小保方さんの論文を読んだけど、STAP細胞の存在は証明できていないよね」と言っているだけで、決して弱酸性の液に浸せば機能がリセットされて万能性を持つSTAP細胞の存在を証明したわけではない。

これはひどい・・・。「STAP細胞があった」という文脈ではなく「STAP細胞はなかった」という文脈
での参考文献じゃないか!バッカじゃねーの!デマばらまいている奴。

でもこうやってちゃんと検証してくれる人がいるのがネットのよいところだわな。
私もときどき、たまーに、まれに気が乗ったときは検証することもあるんだけど。瀬戸内海で起きた
自衛隊の輸送艦おおすみと漁船の衝突事故でマスコミが衝突状況を偽って報道していた時の
AISデータの一時検証とかね。そうとう(怒りで)気乗りしないとここまでやんないけど。
おおすみのAISデータ


お、追記でアメリカの研究者のネイチャー論文に関する解説スレのまとめもきたみたい。
今回のSTAP論文についてワイが解説するwwwwwww
まとめるで

小保方は「体細胞を弱酸の液に浸ければ多能性のある細胞になる」と主張した

小保方の手法で誰も再現に成功しない

捏造やんけ!

別の研究グループが「怪我という刺激によって体細胞が多能性を持った」という論文発表

>>1のブログ「怪我も弱酸も『物理的な刺激』って点では同じやんけ!小保方理論は正しかった」

各ブログ「STAP細胞はあった!小保方氏完全勝利!」←いまココ
なるほどね、今回のアメリカの論文はあくまで
「怪我をしたマウスの体細胞が多能性(色んな細胞に成れる未分化の状態)になった」
ということなのね。弱酸性の液に付けたやり方とはぜんぜん違うんだから、小保方の捏造は
全く変わってないじゃんね。

検証や解説をしてくれている方々、ありがたやありがたや。