ドン・キホーテは、文庫本サイズの小型PC「ワリキリPC」を11日に販売開始すると発表した。一部店舗を除く、全国のドン・キホーテ店舗で取り扱う。価格は税別19,800円。記事タイトルに期待して読んだ私がバカだった。だからぁ、画面とキーボードがなきゃ小型でも
Windows 10 Home搭載の小型PC。約13時間駆動するバッテリを内蔵し、PCをシャットダウンせずとも、本体の作業中のまま持ち運べる。OEMはサードウェーブデジノス。ドスパラで販売する「Diginnos DG-M01IW」との違いは、OfficeとしてKingsoft Officeが付属する点、ドン・キホーテテグループの電子マネー「majica」会員は保証期間が2年保証に延長される点など。
主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。
意味ないんだよ!同様のコンセプトのスティックPCが爆死して速攻値下げしてるじゃねーか!
しかもスティックPC、ファンレスタイプのものなら、昔2万円近かったのが1万円ちょっとになって
いるからね。
サードウェーブデジノス
売り上げランキング: 1,152
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元記事の「OfficeとしてKingsoft Officeが付属する点」てのも・・・そんなゴミいらねーから!
全然メリットになってねーじゃねーかよ!
ぱっと見、スティックPCの劣化バージョンにしか見えないんだよね、この製品。だってさぁ、CPUが
同じなんだよ。このワリキリPCとかいう、援交募集でもしてそうな名前のPCで使われているCPUは、
元記事にある通りZ3735Fっていうものなんだけど、これはスマホに搭載されているタイプのCPUで、
上記で挙げたスティックPCとも同じものなのよ。てか、スティックPCはみんなこのCPUを使っている。
スティックPCとCPU同じで、スティックPCよりでかくて、モニターもキーボードもついていないんじゃ、
完全に劣化しているだけじゃん。性能求めるならそもそも普通のノートPC買うしね。
スティックPCにしても文庫本サイズPCにしてもそうだけど、安さを求めるPC初心者が使うには
難易度が高いのに、私みたいに1日中PC使っているような、PCそこそこ使える層からすると
非力で持つメリットがないという中途半端な商品コンセプトが一番の問題なんじゃないかと思う。
だって1日中引きこもって机の前のPCをいじっている層からしたら、これ必要ないもの。
外に行ってPCやっているノマドみたいな層だって、画面とキーボードが必要だから、この手の
製品は役に立たないのよ。Core2DuoのPCだって、動画長時間観ていたら熱でPC熱くなって
突然落ちたりしていたから、こんなCPUのPCで長時間使ってなんかいらんないし、そうすると
玄人ではなく、テレビをメインで使っているような初心者層に売るしかないわけよ。
ところが、普通のPCと比べたらこういうの面倒なわけじゃん。NECあたりのテレビで宣伝していて、
初心者に優しそうな大量の絵と大きな文字で書かれた操作説明書と、玄人には不要なソフトが
大量に付いてくるようなPCの方が使いやすいわけよ。電源ボタン押すだけで画面もキーボードも
使えるしね。
そうすると玄人にも使いにくく、初心者にも使いにくいんじゃ、一体誰が使うんだよ?
だから微妙だなぁって前から思っている。しかも文庫本サイズPCじゃ、スティックPCほどの
視覚的インパクトすらないからね。