ちょwww寒くなってきたのでオイルヒーターの検討しようと思って適当に検索していたら、
こんな質問が引っかかってきた吹いたwwww。トヨタのベンツみたいなこと言ってるなこの人www。
デロンギも山善もメーカーだから!パナソニック製ダイキンエアコンが欲しいとか言っているのと
同じことだからね!
で、そもそも私が知りたいのはオイルヒーターにおけるデロンギと山善の違いなんだよ。
オイルヒーターでデロンギっていうイタリアのメーカーが一番有名なのは知っているんだけど、
楽天やアマゾンで検索すると山善のが上位に出てくるんだよね。値段が全然違うのは知っているんだけど、
じゃあ何が違うの?ブランド価値だけなの?ってのが気になった点よ。
まぁ検索して上記のようなとんちんかんな質問がヒットしてしまうくらいだから、どうもろくな結果が
ないようなので自分で調べるとしますか。えーと、山善とデロンギのオイルヒーターページはこれね。
http://oilheater.delonghi.co.jp/
http://www.yamazen.co.jp/yamazenbook/product/product02/heater/#oilheater
デロンギから見ていくか。さっきのオイルヒータートップページよりこっちのほうがわかりやすかもね。
全ラインナップ仕様比較 |デロンギ・オイルヒーター製品情報| 空気を汚さず乾燥しにくいデロンギ・オイルヒーター
製品情報 | 空気を汚さず乾燥しにくいデロンギ・オイルヒーター
デロンギ製品内での主な違いは消費電力とフィンの表面温度のようね。消費電力と発生熱量は
比例関係にあるので、つまり消費電力が少ない格安機種ってのは、全然暖かくならないってことよ。
ただでさえなかなか暖かくならないことで有名なオイルヒーターなんだから、実質的な選択肢は
1200Wのか1500Wになるので、定価だと税込3万以上になる感じだね。
ちなみにかなり昔、祖母の家に当時5万以上したデロンギのオイルヒーターがあったんだけど、
これがびっくりするほど暖かくなくてね・・・まぁ最高級モデルでもエアコンの3分の2くらいの熱量
だからしょうがないんだけどね、そう考えるとせめて1500Wのにしといたほうがいいんだろうね。
1500Wを10~13畳用って書いてあるけど、いや、6畳の部屋でもなかなか暖まらないから。
で、話を戻すとあとは表面温度が80度のと60度のがあると。60度のやつのほうが高いと。
これはまぁわかる。そもそも部屋をさっさと暖めたい人はオイルヒーターなんぞ選ばないわけで、
オイルヒーターを選ぶ人は安全性を考えた結果だからね。小さい子とか痴呆症の老人がいたり
する家庭だと、ヒーター部が熱くなる暖房は危険だからってことで選ぶのがこのオイルヒーター
だから、80度より60度の方が安全ってことで、高額モデルの方を表面温度60度にしているという
ことだろうね。
あとはリモコン付きとかタイマー付きとか細かい部分だから、基本的には消費電力とフィンの表面温度が
主な違いだと考えて良い。
で、次、山善のオイルヒーターの方。山善は2種類しかないみたいね。ワット数はどっちも最大1200W
で同じで、タイマーやらチャイルドロック(誤ってボタンを押しても動作しないロック機能)などが
あるかどうかが主な違い。で、山善のモデルは高い方でも13000円しないから、なんか機能見るに
こっちが適正価格って感じがするね。ちなみに安いのは9000円くらいで買えるけど、高いモデルの
ほうが人気あるみたいよ。
機能的にデロンギとそんなに違うように見えないけど、一応口コミも見てみる。
パネルが結構熱くなるみたいね。小さい子供がいる人の購入が圧倒的に多い感じだな。
日本のメーカーが作っているだけあって、デロンギより操作がわかりやすいみたいよ。
たしかに、かなり昔の記憶だけど、デロンギのは操作盤がいまいちわかりにくかった記憶があるわ。
まぁデロンギにこだわらないなら値段も手頃なこっちがいいだろうねぇ。
あ、そうそう、オイルヒーターでも肌が乾燥するっていう口コミが結構あったけど、そりゃ当たり前だから。
部屋が暖まれば空気中の水分量は変わらないけど、空気中に溶けることのできる水蒸気量は
増えるから、湿度が下がるんだよ。湿度ってのは空気中の水分量/空気中に溶ける水分量の限界
ってのが定義だから。で、温度が上がると限界量が一気に増えるんだよ。オイルヒーターかエアコンか
とか関係ない。
あとは、電気代が高くなるのはまぁ当然だね。だって1200Wとか1500Wって、つまりドライヤーを
付けているのとおんなじだからね。ドライヤーのターボモードだよ、その出力って。実は発生させて
いる熱量もドライヤーのターボモードと同じだけなんだけど、それを吹き出し口から熱風として出すか、
パネル全体からじわじわ出していくかの違いがあるだけよ。部屋を暖めるのにかかる時間は、
ドライヤーのターボモードつけっぱと同じだけ掛かるという認識が正しい。
同じ熱量を得るのにエアコンの約4倍の電気料金が掛かるから、電気料金を気にするのなら
エアコンを選んでおいたほうが無難だと思う。個人的にはエアコンの風があまり好きじゃないから
こうしてオイルヒーターを検討しているわけだけどね。
ということで結論をまとめておこう。
・オイルヒーターで売れているのはデロンギと山善の2メーカー
・デロンギのオイルヒーターは大体3万~6万くらいするのでかなり高い
・デロンギの良さは表面温度60度の低温モデルがあるのと1500Wの大出力モデルがあること
・山善のオイルヒーターは9000円~13000円程度とデロンギの3分の1から4分の1の値段で買える
・山善のオイルヒーターの口コミ評判を見た限りでは概ね満足度が高い
・山善もデロンギも同じ電力で発生させることのできる熱量は同じ(これは電気ヒーター暖房全般に言えること)
・山善のもデロンギのも同じ熱量を得るのにエアコンの4倍の電気料金が掛かる
・オイルヒーターであっても室温が上がれば部屋は普通に乾燥する(湿度の定義からして当たり前)
・部屋を安く早く暖めたいならおとなしくエアコンにしとけ。電気ヒーター暖房はコスパは最悪。ドライヤーのターボモードで部屋を暖めているのと同じこと
・あくまでオイルヒーターのメリットは安全性と風がないこと。小さい子供や痴呆老人がいる人、エアコンの風が嫌いな人のための暖房
って感じかね。デロンギというブランドにこだわったり、60度の低温フィンにこだわるのでなければ
山善ので十分というのが比較した上での私の結論。
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