2013年6月15日土曜日

日本で自殺者が多いのは抗うつ剤のせい?

ちょっと本当かわからないけどこんな記事が。
【日本で自殺者が多い本当の理由】自殺を誘発させる精神薬!抗うつ薬の売り上げと自殺者激増が一致!世界最大数の患者と病床数を誇る日本の精神医療

長~いのでまとめると、
・マスコミは「バブル崩壊に伴う経済不安から自殺者が増加」したと言っているが、バブル崩壊は
1991年、自殺者が急増しているのは1998年
・1997年と1998年の間に何があったのか調べたら精神薬関連の売上が急増している
・同時にうつ病患者も急増した
・アメリカの厚生省(FDA)によると、抗てんかん薬は自殺を誘発させる副作用が指摘されている

とのこと。う~ん、これどう見たらいいんだろうね。パターンがいくつか考えられるわけじゃない。
1.抗うつ剤を飲む人が増えた→抗うつ剤の副作用が原因で自殺者が増加
2.なにかうつ病の人が増える要因があった→病院に行く人、抗うつ剤飲む人、自殺者が同時に増えた
の2パターンかな。 1は元記事のブログ著者が疑っている原因。2はこの記事↓で取り上げた
「因果関係がないのに相関関係があらわれる4つのケースをまとめてみたよ」が面白い
「因果の上流に共通要因があるケース:自閉症増加とオーガニック食品消費量増加」のパターン。
自閉症増加とオーガニック食品消費量の増加は、そんなの人口が増えたからに決まってるだろ!
って一発でわかるけど、今回の抗鬱剤飲む人の増加と自殺者増加の関係は・・う~ん・・、これやっぱり
何かしらの上流要因があって精神科に通う人が増えたからなんじゃないのか?
抗うつ剤が自殺を誘発するというところは留意しておいたほうがよいとは思うけど。


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