2013年6月11日火曜日

「“最弱”チームは変われるか ~桑田と東大野球部~」が面白い

東大野球部、3年近く勝ち星がないほど超弱いらしい。そのチームの建て直しに元巨人の桑田が
特別コーチに就任していろいろと指導をしているのだが、桑田のアドバイスがかなり面白い。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3357_all.html

まず1日12時間練習している部員に練習時間を減らせと。
理由はやり過ぎると内容が薄くなってしまうから。疲れて7,8割の力で練習をしていると、体がそれに
慣れ、全力で集中をするいい動きができなくなるからとのこと。

次にカーブ、スライダーなど、多彩な変化球を覚える努力をしてきた投手陣には、外角低めのストレート
だけ練習しろと。ここはバッターから最も遠く打ちにくいコースらしい。

なんかやり取りを見ていると、この野球部の東大生は真面目で秀才なんじゃないかなと思う。
私なんて12時間出来るのはネット見ることくらいしかないけど(笑)、練習12時間やるとか、絶対勉強も
1日12時間やってきたタイプだよね。まぁでもプロから見ると練習の焦点が違うということなんだろうね。

でも桑田と東大野球部の部員は相性がよさそうな感じはする。水を飲むなとか理不尽なことを言う暴力
監督とは相性悪そうだし、桑田は練習の意味を合理的に説明できるだろうから彼らも納得しそう。


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