やべー!これ超面白いぞ!やねうら王というネタとしか思えないネーミングのソフトに
やね裏定跡とかやね裏学習メソッドとか、これまた小学生が考えた必殺技としか思えない機能を
搭載し、あーネタソフトね、どうせ予選でボロクソに負けるんでしょ?と思ったら、予選を突破して
最終的に4位になってしまったというミラクルを成し遂げたやねうらおさんが、ドワンゴの川上会長
と対談をしている記事。
出場の経緯から、近年の将棋ソフトの考え方、プログラマやゲーマーとしてのやねうらおさんに
ついてなど、内容がめちゃくちゃ濃くて面白い。
将棋ソフトの考え方の部分に関してだけちょっとまとめておくと、近年の将棋ソフトは、
・盤面の情勢判断をする評価関数
・探索プログラム
の2つが重要な要素になっていて、評価関数はBonanza、探索プログラムはStockfishというチェスで
使われているプログラムがベースになっていたり、実装の参考になっていることが多いらしい。
両方共オープンソースでそこそこ強いのがその理由。やねうらおさんによると、探索プログラムは
Stockfishの方がBonanzaより優れているので、チェス用のプログラムを将棋用に書き換えて、
Bonanzaに載せてしまえば、それだけでBonanzaよりも強くなるみたいよ。
あとはちょっと難しいけど機械学習で評価関数を作る仕組みに関しても解説をしていて、
これも興味深かった。元記事に図を交えた解説があるので詳細はそちらを参照するとよいかと。
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