2015年11月22日日曜日

なかったっけ?「0の0乗の正解がネット検索しても見つからないので作成した。」

0の0乗の正解がネット検索しても見つからないので作成した。
「0^0」の解は、高校数学までの素養で説明できる範囲では、代数学か解析学で説明することになり、各々以下の通り。

・代数学下では、「0^0という数式は存在しない」

・解析学下では、「略記0^0の値は定義関数f(x)、g(x)に依存する」(関数f(x)、g(x)の定め方により、いろんな値をとる)
あれ?なかったっけ?既に似たような記事は見たことがある気がするけどなぁ。ただ、この記事は
早稲田の数理科出身の人が書いているだけあって、かなり厳密性を伴った書き方になっているから、
ここまでちゃんとした記事はなかったとは思うけど。

ちなみに上記の記事を読んでもわからなかった人は、
・実数が属する「体」と呼ばれる集合では0除算は定義されないんだよ
・極限に近づけるやり方で0/0の答えを探るやり方については、近づけ方で答えが変わっちゃうんだよ
ということだと理解しておけばよいと思う。後者については例えば、

1/1→0.1/0.1→0.01/0.01→0.001/0.001・・・という近づけ方をすると0/0は1になりそうじゃん?
でも-1/1→-0.1/0.1→-0.01/0.01→-0.001/0.001・・・という近づけ方をすると0/0は-1になりそうじゃん?
だから0にどう近づけるかで極限の値が変わってしまうんだよということ。

普通に今書いたようなこと、適当にググったらwikipediaにも載ってるんだけど・・・。
ゼロ除算 - Wikipedia
これじゃ厳密性が足りないと元記事の人は満足しなかったということかな?でも、
0の0乗がいくらになるかを考えるためには、ある程度の数学的素養が必要となりますが、この記事では高校レベルまでの算数・数学の範疇での解説とします。
とか書いているけど、体とか、全く高校数学の範囲じゃないからね。それ、理数系の大学1年の範囲。