アラサー男性が月1で合コンすると同い年くらいのアラサー婚活女子が相手になることが多くて、
彼女らは大抵美人で、服装も会話も常識的でソツがないのだけど、値踏みされている感が透けて見える
らしい。
これはうまく言えないけど、“選びにきている”感を全然隠しきれてない。友達になることはなくて、恋人になるか、次の合コン開催相手になるかの二者択一。
選ぶ基準は“この人と結婚したら自分にどれだけメリットがあるか” “過去の彼氏よりよいスペックか” “引っ張ってきた結婚を決めてよい相手であるか”などなど。もちろん、相手はそんな素振りはひとつも見せないけど、こういう“値踏みされてる感”、わかってしまうのですよね。そつがない常識的な会話の中に“フィルタリング条件”が埋め込まれていて、間違った回答をするとそこで恋人ルートは即足切り、となってしまう。そういえば、女子の半分くらいは第一印象でありかなしか決まっちゃうらしいけど、となると合コンで開始10分で見切りがついたら、残りの2時間3時間はどうするんだろう。人脈見極めの時間?
ここまでが“ありがちなこと”である。それに対する感想を一言で言えば、婚活女子との合コンはつまんないんです。美人とそつがなく楽しくおしゃべりできるにも関わらず、全然楽しくない。なにこれ怖いんだけど!30代になると、もう恋愛とかこんな感じで進んでいくのかよ!
自分がまるで婚活面接官になったかのような気分になる(しかし実際はATMとして値踏みされているのは自分の方)ぼろを出さないように、素や本音を出さないように、マイナス点がないように、必至に取り繕ってなんとか見初められるのを待っている。それでも漏れてしまう本音は“自分を一生養ってほしい”といった利己的なもの。
なんだろうね、これ。あなたは18歳くらいの時、“条件”で人を好きになったり嫌いになったりしたんですか、と説教したい気分になる。まあ年をとるってそういう事なのかもしれないけど。
もうそれは恋愛ではなく、ただの交渉だよね。
「私の容姿と性格はこんな感じですが、御社としてはどのような条件でお考えでしょうか?」的な、
ただの商談じゃないか!怖すぎる!
まぁ婚活女性がそうなるのは、この人が普通以上に収入のある正社員サラリーマンだからなんだろうけど、
こんな話聞くと、全く結婚というものに夢が持てないなぁと思ってしまうなぁ。まぁひきこもりには関係の
ない話でしょうけど。