カリフォルニア大学バークレー校とシンガポールの南陽理工大学からなる研究チームが、大型の甲虫に電極を植え付け、飛行中の進行方向の高精度なコントロールに成功しました。ふ~ん、ロボットをゼロから作るより昆虫を遠隔操作するほうが安上がりなのか。なるほどね。
カブトムシなど甲虫類の遠隔操作は初めてではないものの、新たに飛行中の方向制御に関わる筋肉を発見し、そのコントロール精度を高めています。
昆虫の脳や筋肉に電極を取り付けてサイボーグ化する研究は、2008年ごろから発表が相次いでおり、カブト虫の他に蛾やカナブン、そしてゴキブリにいたるまでの成功事例が発表されています。
このようなバイオボット化した昆虫には、高価なロボットに比べ安価に大量生産できる利点があり、災害発生現場での行方不明者捜索に役立てたり、強盗などの追跡に使うといったことが考えられています。
まぁそれはさておき、もうタイトルからカブトボーグを連想してしまう私は、カブトボーガーなのかも知れない。
カブトをサイボーグ化した動画はこれ。
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