元日立社員が転職を激しく後悔! 「土下座してでも戻りたい」にネット「失敗じゃない。次行けばいい」
日立の研究所に勤めていた大企業のエリートが、VA Linuxという小さな会社に入ったら、
思っていたのと違うとなって、待遇も日立より下がって激しく後悔という内容だ。
上記記事で言っているつぶやきのまとめはこれ。
転職のリスクケース日立から転職した人の場合
う~ん、なんか学生の頃とか、大企業は生ぬるいからベンチャーに行って俺は超絶成長云々とか
言っている人や、煽っているベンチャーもとい中小企業経営者とかよくいるけど、実際は大企業
行ったほうが待遇とか全然いいし、やりがいとか市場価値とかそういうフワフワしたものより、
確実に得られる待遇のほうがずっと重要だと思うんだよね。
大体市場価値なんて転職しなきゃ別に意識する必要がないし、その市場価値ってやつ自体も
現在の待遇がベースになって決まってくる部分があるから、待遇を下げるのは簡単だけど、
上げるのは難しいんだよね。技術力や営業力といった市場価値っぽいスキルがあろうがなかろうが。
富士通からベンチャーに行った知り合いもこの事例と同じような経験をしていたな。
富士通に新卒で入った瞬間にトップ営業になってしまって、それは単に高学歴だから最初から
大富豪で言うエースやキングみたいなカードばかり握らされていたからってだけなんだけど、
それが物足りず、やりがいを求めてベンチャーに行ったら、給料は下がるし、上がらないし、
ソルジャー営業の日々が延々と続くけど、管理職になるのは外から来た元部長やら外資系の人ら
ばかりで内部からは一向に昇進がないみたいな実情に絶望してやめたという話をしていた。
まぁどっちも私みたいな引きこもりからしたら雲の上の世界ではあるけど、思ったのは、
大企業とベンチャー、どっちにも行けるなら間違いなく大企業の方がいいということ。
こういうちきりんこと元マッキンゼーの伊賀泰代みたいな人の煽りに騙されて、大企業から転職すると
どうなるのかというのが、上記二人のケースで十分明らかになっただろう。
将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ
別にこの人、大企業から転職して失敗した上記二人のような人が出ても、何の責任も取ってくれない
無責任評論家だからね。
ただ、二人とも「待遇は良いがぬるい大企業から待遇の悪いベンチャーに転職して後悔する」という
過程を踏まなければ本当のことには気付けなかっただろうね。だからここまでは不可避な運命だった
のだとも思う。
堀 紘一
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